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2009.07.05 はじかみ生姜初体験



(1)
6月上旬のことでした。
Mさんが、はじかみ生姜が身体に良いと教えて下さいました。
特に胃に良いそうです。

身体に良いものなら、一度作ってみたいなと思って、近所の方に、
もし、売っているのを見たら買っておいて下さいねと頼んでおり
ました。
自分は、足が悪く外出出来ない身でありながら、厚かましい私は、
又、来年足が治ってから、自分で買えばいいのにと、自分でも思
いながら、つい頼みました。

「もし、見かけたら」とお願いしていましたのに、その方は、
探しまわって、何処にも無かったので、取り寄せて下さったの
です。まさか、そこまでして下さるとは…。
本当に、申し訳ないことでした。;;
彼女は、自分も作ってみたかったからと、言ってくれました。

そういう訳で、始めて、はじかみ生姜を甘酢に漬けてみること
にしました。




(2)
その方が、保存食の本を持っておられたので、助かりました。
まず、塩をして、1~2日ほど重石をして置くそうです。




(3)
私は、重石を持っておりません。
困ったなと思っていると、すぐに思い付きました。
そうだ!もう一つのチタンのボールに水を張って、重ねておけば、
立派な重石になるではあ~りませんか?ああ、嬉しい。

ところが、私が酢を切らしていたので、甘酢が作れなくて、結局
3日も重石をしていたのです。
それから、付け込みましたので、出来上がりが少し固かったです。




(4)
この写真は、失敗例です。
何故なら、私は、知らずに、こんなに少ない甘酢で、下の方だけ
漬けました。
(食べるのは下の方だけですので、上迄漬けるという発想があり
ませんでした。私は単純ですね。)
甘酢は、上の方迄、浸かるように、たっぷり作らなければならな
かった様です。これでは、日持ちがしませんね。
来年は、長さに合わせた、蓋付きの瓶で、漬けることにします。




(5)
その日の夕食です。
かじきを、チタン鍋で焼きました。
かじきは、生臭みが無い魚なので、魚の臭いが嫌いな私でも食べら
れるでしょうと、Mさんが教えて下さいました。

かじきと、はじかみの組合わせは、Mさんのばあやさんが、肋膜を
患っていたMさんのお姉さんに食べさせて、それ迄なにも食べられ
なかった、しかも魚嫌いのお姉さんが、始めて喜んで食べられて、
それから、メキメキと回復された食事だったそうです。
(こういう時、「食べ口が立つ」と言うのだそうです。ばあやさん
が「食べ口が立ったら病人が治る」と常に言われていて、Mさんの
お姉さんのことを、「かじきと、はじかみで食べ口が立って、本当
に良かった、良かった。」と大層喜ばれたそうです。)

かじきは、私の食卓に上がったのは始めてだと思いますが、確かに
上品な白身で、癖が無く、しかも廉価なので、嬉しいと思いました。

はじかみ生姜なんて、料亭で出て来るものと思っていましたので、
ちょっと感激でした。
他は、ズッキーニの炒めものと、自家製塩昆布、そしてチタン鍋で
炊いた美味しいご飯です。





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