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2009.07.13 骨董三品



最近、骨董品のお皿を手に入れました。

3月頃、三ノ宮の骨董品屋で見付けて、取り置いて貰っていたのですが、
その後足が悪くなり、なかなか取りに行けなくて困っていたら、友人が
三ノ宮に用事があるからと言って、ついでに取りに行ってくれました。

手前の分は、私の憧れていたもので、まさか、この自分の手に入るとは
思っていなかったので、嬉しくて夢中になりました。
雑誌のグラビアなどで、時々見かけていました。

左は膾(なます)皿です。膾鉢と言うのでしょうか?
私は、膾皿にも、憧れを持っていました。
この大きさ、そして、この深さ、何か、古き良きものを感じさせます。
この深さが、好きです。そして、膾皿、叉は膾鉢という響きが好きです。

あとは、小皿です。
同じ柄でありながら、並べて見ると、字の大きさなどがばらばらです。
これも、工業製品ではない証拠で、一人一人別々の人が作った手作りの
ものの特徴です。
でも、ばらばらと言うのは、やはり、当時の生活雑器と言うところでし
ょうか?

真中の菱型のお皿「菱形菊花染付皿」だけは、少しだけ高かったのです
が、あとの膾皿と小皿は、とても安かったです。

友人達とも、つくづく話すのですが、震災の後、もうお皿なんて絶対に
買わないと思っていましたのに、14年も経つと、そんなことは薄らぎま
すね。
先日遊びに行った明石の友人も、同じことを言っていました。
明石は、震災の中心地から相当離れていたと思っていましたので、それを
聞いて驚きました。やはり心理的なダメージは大きかったのですね。

そんな訳で、素晴らしいお皿に巡り会えて、嬉しい日々です。


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