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2009.07.07 七夕飾り



今日は、七夕です。
私は、七夕関係の色紙などを一箱にまとめていますので、毎年気が楽です。
いちいち、買いに行く必要がありません。
この箱を、本立てから出して来るだけで事足ります。




ああ、それなのに、それにも関わらず、毎年せっぱ詰まってから用意するのは
相変わらずで、これは、性格的なものの様です。
(私は、なんでもノロマです。)

数日前から、100均で、笹を買って来ていましたが、今日の午後になってから、
ようやく、ちょこちょことやり出しました。
明るい内に、出来上がって良かった!



母は、こより作りの名人で、いつも、みごとなこよりを作ってくれました。
昔の女性は、多分皆さん上手だったと思います。
女のたしなみとして、仕込まれたと聞きました。
でも、その中でも、母のこよりの腕前は特別だったみたいなことを、ちょっと
自慢していましたっけ。

それから、忘れられないのは、綺麗な折り紙を何枚も重ねて作った、見事な
十二単(じゅうにひとえ)です。
昔は千代紙と言って、紙は一色では無くて、素晴らしい模様のある紙が多かっ
たです。

男性用にも、それに匹敵する、素晴らしい衣装をこしらえていました。
それらの気品のある美しさは、今でも目に焼き付いています。
これに、錐で穴を開け、こよりを通して、笹に吊るすのです。
織姫様と彦星様に、プレゼントするのでしょう。

母は、どうして私にそれを伝えようとしなかったのかな?と思います。残念です。
私は、自分でいうのもナンですが、大人しくてとても素直な子でしたから、母が
教えてくれたら、喜んで教わったと思うのですが…。
でも、あまりにも見事だったので、自分からは言えませんでした。

多分、母は私を不器用と思っていたのかもしれませんね。
私も、自分が不器用だと、ずっと思っていましたが、手先はそんなに不器用では
なかったんだと(むしろ、本当は器用な部類ではなかったのかと)、長じて、
いえ、それも、中年以上になって気付きました。

現在は、足だけでなく、手も傷めているのでだめですが、ひと頃の私の日本料理
の包丁使いの腕前は、玄人も真っ青(テナコトナイカ?)の感じでしたから。
(なお、すべて、本人伝です。^^)

そんなこんなで、今年の七夕飾りを、ご愛嬌迄にUPしました。^^





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