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2021.04,04 今日、お雛様を片付ける、そして、鯉のぼり登場。

昨日、みえちゃんが我が家のお雛様を見に来てくれたが、それを切りとして、
お雛様を片付けようと考えていた。
神戸の舞子や明石以西の地方では、旧暦でお雛様を飾るお宅も多いと聞いた
ことがあったが、私は、3月初めから飾っているので、4月3日にみえちゃん
に見てもらった後で、片付けることにした。



お雛様には、飾り棚の元居られた場所に、そのままの形で戻って頂いた。
だから、片付けるのに、1分ぐらいしか掛らない。
出すときも、数分で済むし、考えなくても良い。
めんどくさがり屋の私にとって、この手順の単純さが、このような年中行事を
継続させるコツだと思っている。


あ〜、綺麗に収まった。



そのお雛様と入れ替えに、ガラスの鯉のぼりを、戸棚から出して飾った。
10年程前、最初にこれを、ガラス専門店で見つけた時の私は、とても嬉しか
ったことを思い出す。



今月中は、この鯉のぼり君達を飾りたいと思う。
でも、いくらミニ好きでも、これは余りにも小さすぎるかな。

…と、そう思った途端、私は、急に恥ずかしくなった。汗が出て来た。
こんな幼い子供の様な幼稚な趣味の80代なんて居るのだろうか?
お雛様と言い、小さな小さな鯉のぼりと言い、いくらなんでも幼稚すぎる。
何処かに隠れたくなった。

ただ、言い訳をすると、私の母は、私が何歳になっても、七夕が近付くと、
笹を買って来て、机の上に色紙を拡げて、「さあ、作りなさい。さあ、作りな
さい。」と言った。
私は、また七夕か、めんどくさいなと思いつつ、いつも母に従った。
そして、母が亡くなって以降、まるで、それが母の遺言であったかの様に、
毎年実行している自分が居る。
何年か前の七夕の前日に、偶然妹がやって来て、笹飾りを作って笹に付けている
私を目撃して驚いていた。
その時、手伝ってもらって、老女姉妹二人で七夕飾りを作った。
これも、良い思い出となった。

鯉のぼりについては、母は関心が無かったが、私は、たまたま行きつけのガラス
細工屋さんで、ガラス細工の鯉のぼりを見付けて、それから飾る様になった。
その店は、その後閉店したので、寂しい。




今日は、大きく開いた百合を見ながら、来客の翌日の余韻を楽しんだ日であった。
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