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2021.11.27  寿司酢を作る。

私は、お寿司上手になりたい、なりたいと思いつつ、80代になってしまった。

私の友人のHさんは、いつもクラス会の帰りに、女性だけ全員(20数人)を誘って、
彼女の家で2次会をするのだが、彼女は朝早く起きて、大きな寿司桶一杯、私たちの為に、
ちらし寿司を作っておいてくれる。

私など、お寿司を作らなくても、いつも遅刻して行っていたのに、彼女は、朝これを
用意していてくれて、しかし遅れたことなど一度もない。
このお寿司を見るたびに、いつも尊敬と羨望の眼差しで見ていた。
彼女のお母さんが、大変な料理上手で、彼女は、その血を引いているらしい。
彼女の寿司飯は、ご飯の上に酢などを、目分量で掛けるだけらしい。
私も、それが理想だが、今だに、それはできない。

先日、西明石の美容院に行った時、お節の話になり、先生が、おせちとして、いつも
巻き寿司を7本巻きますと言われて仰天。
独身なのに、7本の巻き寿司を?
多分、実家に行く時に持って行かれるのだろうと思った。

ますます、早くお寿司上手にならなければと、思う気持ちが強くなった。

随分、以前には、私もお寿司を作ったことは、何回かあって、私がまだ20代の頃、
兄一家が九州に旅行する時に、お弁当として鮭のお寿司を作って差し入れたことが
あったが、その美味しさを、長くほめてもらったことが、あるにはあった。
しかし、それは偶然で、何しろ、寿司酢の割合さえ、よくわからない人だった。

それで、最近、元女板前のKさんに聞いて、寿司酢を作ろうと、偶然ながら材料を
揃えていたところだった。

それで、昨日彼女が来た時、目の前にチタン鍋を持ってきて、そこへ、買っておいた
材料を入れて調合すると、そう、それで良いとのことだった。
私は、長らくポン酢を土鍋で手作りしていたが、引越しの時、ヒビが入りかけていた
その古い土鍋を、捨ててきてしまったので、もうポン酢は作れないものと思ってし
まっていた。
ところが、最近ふっと気づいた。
土鍋どころでは無い、もっと素晴らしいものがあったじゃ無いの、チタン鍋で作れば、
良かったんではないかと!
そう気づいた私は、まずは、それで寿司酢を作ろうと思い、Kさんに酢などの割合を
聞いていたのだった。

彼女の教えてくれたのは、米酢5合(900cc)+砂糖1キロ、昆布数枚、塩小さじ
2〜3杯というものだった。
それを、土鍋で火を入れるが、絶対に沸騰させてないけないと。

<図で表せば>

          

【米酢900cc   +   砂糖1キロ +   塩小さじ2〜3杯 + 昆布数枚】

たまたま用意してあったこれらの材料を、Kさんの前で、チタン鍋の中に入れた。
すぐ火をつけずに、そのまま、しばらく浸けておく方が、昆布の味が出て、良く
なるので、彼女が帰られてから、火にかけることにした。
絶対に、沸騰させてはいけないとのことなので、鍋のそばに付いていないといけ
ないので、一人になった時、落ち着いてやりたかった。

明日は、これをチタン鍋で、美味しい寿司酢を作ったことなどを、お知らせ致します。






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