古伊万里江戸後期物の魅力

古伊万里江戸後期ものを中心としたブログです。
その日の気分で、俳句も作ってみようと思います。

古伊万里 牡丹紋四方皿

2019年05月16日 20時17分02秒 | 古伊万里四方皿

古伊万里も、安くなりましたよね。

安くなったとはいえ、メルカリ等では、

デザインの良いものは、結構なお値段がします。

染め付け人気も一服感で、派手な明治ものでも色絵

の人気が、いくぶんあるようにおもいます。

といっても、尺六寸の大皿で、

三万円ていどが、平均ですが、

これをメルカリで、買いました。

30センチくらいある中ざらです。

こういう絵付けを観ていると、時代を感じますよね。

このコバルト感じ、絵付けといい、もう現代では再現不可能では無いでしょうか?

そこが古物の面白さだとおもいます。

時代は、幕末でしょう。

皿裏の波紋を見ていると、天保くらいあるかな?

裏を見ると、こういう四方皿は、丸いお皿を加工した物だと、わかります。

型に押し込んで、四方を落としたんでしょう。

こういう場合、焼成その他で亀裂が入りが入り易い様な気がします。

歩留まりがわるくなりがちで、生産者は、嫌がるとおもわれます。

しかしながら、生産コストは古物のばあい関係ありませんので、結構お安かったです。(笑)