古伊万里江戸後期物の魅力

古伊万里江戸後期ものを中心としたブログです。
その日の気分で、俳句も作ってみようと思います。

江戸中期・牡丹と桜・流水紋皿

2015年02月01日 11時26分39秒 | 古伊万里=色絵中皿
けさ残念なニュースが、流れてきましたよね。

後藤健二さんに関しては、母子とも三回目の結婚とか、母親が在日とか
いろいろな噂がネット上に流れていますが・・
後藤健二さんが、殺害されたニュース、本当に残念で、悔しい思いがします。
なんだか、無力感を感じました。

それにしても、自称イスラム国とは、何を考えているのか?
おどし、略奪、テロ、無実の人の殺人・・・
最後は、イスラム国はおろか、彼らの存在そのもが、全世界から拒否されて、
指導者たちは、殺戮されるのが、目に見えていますよね。
彼らには、そんな想像力もないのでしょうか。
ゲームにしては、あまりに結果が見えた、馬鹿げたゲームだと思います。
彼らは、少しあたまが悪いんじゃないかと、思いますよね。

日本は、平和な国だと思います。
平和憲法さえあれば、戦争に巻き込まれることはない。
平和憲法を守るべきとの意見も、いまだに多いと思います。
はたして外国が、日本を攻めてきたときに、
水戸黄門の印籠のように、敵の眼の前に平和憲法を、ぶら下げれば
敵が退散していくでしょうか?
話し合いで、解決するでしょうか?
今回の事件が、どこか暗示しているような気がします。
いくら平和憲法を守っていても、巻き込まれるときは、巻き込まれます。
そのとき、先日の震災のように、想定外というのでしょうか。。

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これは、江戸中期の色絵皿です。



真ん中に、牡丹花、まわりに桜花と流水。
江戸中期、得意の絵付けですよね。



金彩もほどよく、残っています。



後ろは、青磁に牡丹花の絵付け。
元禄~享保くらいは、あるかも知れませんね。

直径、28センチほど。




陽刻牡丹・菊紋大皿

2012年01月22日 19時59分32秒 | 古伊万里=色絵中皿
大型テレビを買って失敗か?

約7年間見ていたリビングの37インチのプラズマテレビが故障してしまいました。
修理を頼んだのですが、約3万5千円は、かかるという。

しかも、完全に治るかどうか、保証できないと言われてしまいました。(笑)

物入りですが、それでじゃ、仕方ないと、
某電器店へ出かけると・・
まあ、テレビのあること、あること、
大小50機種くらいは、電源が入って居て、点いている。

テレビを見ている人など、ほとんどいない。。

おそらく、おおくの人は、地デジ切り替え前に買ってしまったのだろう。
5万円以下で、シャープの40インチのテレビが買えてしまう。。

その中で、目についてのが・・
ソニーの去年の春モデルの在庫処分品。
46インチで、ブルーレイ&ハードデスク内蔵録画可能機種。

14万円台は、きょうびお安い値段ではないが・・・・
いまシャープの新型が、機能なしで、46インチで、14万円はするし、
旧値が、23万の、ブルーレイやハードデスク付きの旧型が14万円台は、仕方ないかも。。
という訳で、購入の運びとなった。

しかし・・
家に、設置すると、売り場で見たのと大ちがい、かなりデカイ

居間は、約12疊くらいはあるのだが・・
歳おいた両親は、眼から、体調がおかしくなり、
しばらく見ていると、めまいがするという。


  私も、長時間みるときは、自室の小型テレビを観る時間が長くなった。(笑)


     結論としては、我が家の居間には、40インチ前後が思想のようです。


 大は小をかねると言いますが、過ぎたるは、およばざる如し、か。


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幕末くらいに造られた陽刻の牡丹紋の錦手のお皿です。

   オールシーズンを意識して、菊も描かれています。



  美しいパステルカラー風に仕上げていて、

      つぎなる時代の風を感じさせます。
 



後ろは、幕末に流行った中期を意識した復古調の牡丹紋です。



 幕末の頃。 直径33cmほど。







錦手・輪龍の図

2011年07月23日 15時38分07秒 | 古伊万里=色絵中皿
我が家の電気代。

いま、節電の協力が、政府などで求められていますが・・
我が家は、三人くらし。
電気代は、去年あたり夏場は一ヶ月、¥6,000円くらいでしたが、
ことしは、¥8,000円くらいかかっています。

我が家は、エコキュートシステムでお湯を沸かしていますが・・

来客あるとき以外、エアコンは、ほどんど使いません。(笑)

特に、余計使った記憶がないのですが、

電気代の値上げの影響がでているのでしょうかね。


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江戸後期のお皿です。



派手な錦手ですが、幕末のものではなさそうです。

時代は、天明~寛政期くらいでしょう。



龍はなかなか凝った造りとなっています。

雲と龍は、少し陽刻となっている地に着色されています。



見込みは、一種の丸紋に唐草を組みあわせたもの・・

現代人がみて、それほど美しくない点はちょっとおしいが、

そこそこの出来。



銘は、お決まりの『太明成化年製」
天明~寛政期。直径、28cmほど。



錦手牡丹紋大皿・銘・蔵春亭三保造

2011年04月30日 19時03分48秒 | 古伊万里=色絵中皿
ロイヤルウェディング、コスチュームといい建物といい、綺麗でしたね。
かなりを多用していましたが、さすがに、歴史のある王室だけあって、センス抜群、
やや、歌舞伎の衣装や能衣装のような、派手さはいなめませんが、
調和が取れていて、美しいと思いました。(笑)

でも、あのウエストミンスター寺院や宮殿をみると、
つくづくイギリスは、地震が無い国であることを、再確認しました。
とても今回のような震度6強の地震には、耐えられないと思いました。
なにしろ地面全体が、船に乗っているようにグラグラ揺れるんですから・・



牡丹の季節になりましたよね。



幕末に作られたと思われる大皿です。
鳳凰・雀・牡丹などが描かれています。



作風としては、江戸期の天保時代の作風をよく残した絵付けと思います。



蔵春亭三保造の銘あり。
江戸時代後期から有田焼の貿易を再開し、
幕末の佐賀藩の財政に多大な貢献をした有田・久富家の銘だそうです。

直径38センチ・江戸後期ごろ
田焼の貿易を再開し、幕末の佐賀藩の財政に多大な貢献をした有田久富家の銘





錦手漢詩桃の図皿

2011年04月02日 21時07分44秒 | 古伊万里=色絵中皿
桃の図大皿です。
『福』の裏銘をみますと、時代は、文化文政期のころと言う感じでしょうか。
ですから、いまから約200年くらい前になりますよね。
もうすこし古い時代、天明寛政期ごろ、中国から粉彩という絵の具が入ってきますが、
一部、黄色い絵の具あたりに使われているようです。



しかし、この左上の黄色で描かれたハートマーク、いったいなんでしょうか?
虫のようにも見えるし、よくわかりません。わかる方いたら教えてください。



この漢詩もなんて書いてあるんでしょうか。
時間がなくて、調べることができませんでした。



皿縁の金彩は、ほとんど剥げ落ちてしまいましたが、その他はきれいに残っておりました。



   直径約30cm、天明寛政期ごろ(平太さんご指摘で判明す)

オークランドさんのお陰で、詩の意味が解りました。


百畝(ひゃくうね)の庭中のなかば是(これ)苔である。

桃の花は、すっかりなくなってしまい、菜の花が咲いている。

桃の花を植えた道士は、いま何処へいってしまったのだろうか。

以前ここを訪れた劉朗(わたくし)は、また、ここにこうして来ています。