暑中お見舞い申し上げます。
この蒸し暑い最中、ブログなどをご覧になって、さらに寝苦しい暑い夜を、お過ごしでしょうか。?
この息苦しさは、暑さだけのせいではなく、ひょっとすると、年齢から来るものもあるのかもしれせん。(笑)
これは、清朝後期くらいに、まじめに造られた作品と思います。
高台の内側には、釉薬がなく、本来は汎用品と思いますが・・・
絵付けは、かなり丁寧で、鍋島のような丁寧さですよね。
絵付けは、かなり丁寧で、鍋島のような丁寧さですよね。
かなり、使用感があり、大小の擦り傷が、見込みについてありました。
いかにも景徳鎮窯で焼かれた感じで、わりと薄手で、持った感じも軽いです。
よく描かれていますが、全体として、伊万里に比べてかなり硬質な絵付けに感じます。
民族の美意識の違いというのは、不思議なもので、これを古伊万里と間違える人は、少ないでしょう。
中国人と日本人の美意識の決定的な違いは、線描にあって、
中国人は、硬質且つしなやかな強い線描を好む傾向があります。
日本人には、中国人好みの線では、やや硬く、息苦しく感じる場合もあるでしょう。
中国人は、硬質且つしなやかな強い線描を好む傾向があります。
日本人には、中国人好みの線では、やや硬く、息苦しく感じる場合もあるでしょう。
この傾向は、現代の、複製伊万里にも、必ず現れてきますので、覚えておくてと便利です。
直径、約24cm
清朝後期