だいぶ日差しは春めいてきましたよね。
でも朝晩は、相変わらず寒いですね。
わたしは、ことし二度目の風邪を曳いてしまいましたが・・・
ふところの暖かいみなさまは如何お過ごしでしょうか。(笑)
これは、江戸時代の瀬戸焼の小鉢だと思います。
こういう素朴な小鉢もなかなかよいものですよね。
こげ茶色の鉄釉でしょう、漆のような艶を放っています。
見込みは、大黒さまだと思いますよね。
まわりの花文様は、なんの花か?わたしもちょっと、わかりません。
雛菊のような、タンポポのような、想像上の花でしょうか?
鉢の裏にも、なにか幾何学文様が印刻されていますが、
これも、なんだかわかりません。(笑)
江戸時代後期ごろ。 直径約12cmほど、深さ5cmほど。
2日間の雪模様の天気もおさまって、きょうは、雲一つない晴天になりました。
むかしの人は、『裸虫の洗濯』などといいましたよね。
貧しくて、着る物のない人でも、雪の翌日は晴れて温かくなるので、
洗濯がでいる、と言う意味だそうです。
幹線道路に雪は、まったく積もらないとこを見ると
さすがに春の雪という感じでしょうか?
それでも、日陰の私道みたいな道には、やや残っているようです。
これも、幕末くらいのお皿だと思います。
ややうすい呉須(天然コバルト)で、桜・牡丹・菊が描かれていて、
例によって、オールシーズン用になっています。
桜花の付いた古伊万里は、以外にすくなくて、やや季節は早いのですが、
季節の先取りという意味で、出してみました。(笑)
幕末といっても、片足は明治に頭を突っ込んでいるかもしれませんね。
やや、後ろの絵付けの粗いのが気になります。
天然型コバルトながら、産地間競争の跡がみらえ、
簡略化が進んでいますよね。
銘は、おそらく蝙蝠(こうもり)紋でしょう。
幕末のころ・約、30cm×31cm