ご無沙汰しております。
もっぱら、タブレットでネットをやるようになりました。
立ち上がりが早い、コードレスなので、寝ながらユーチューブが見れる。
ただ、書き込みとデジカメからの写真のUPが、やや厄介ですね。
しかし、オークショ取引、閲覧などは、問題なく出来ます。
この投稿は、デスクトップのパソコンからしています。
アイヌ玉って、聞いたことあるでしょうか?
アイヌの婦人が盛装したときに身に着ける首飾りです。
基本は、ガラス玉です。
玉だけで出来たものを、「タマサイ」
一番したの金属版の飾りを「シトキ」というそうです。
残念ながら、玉は古いガラス玉に、新しい素材のものを、加えたものでした。
ただし、この「シトキ」と呼ばれる金属製の飾り板は、江戸期はありそうです。
シトキは、古くは、和銅鏡を伸ばしたもの、
刀の鍔などが使われたようで、やや、なんでもありの感じ。
アイヌは、金属の精錬技術は、無かったようです。
アイヌは、海産物、シャケ、昆布、動物の毛皮などを交易の材料に、
和人から、金属、絹織物、米、酒、ガラス玉、とりわけ漆器を珍重したそうで、
漆器をめぐって、部族どうしの争いも起きたとか。。
日本において、北海道においてアイヌ文化が確立されたのは、鎌倉期といわれています。
おそらく当時も、幕末も、似たような生活をしていたんじゃないでしょうか?
ただ、習慣や儀式は、部族によりかなり開きはあるらしいです。
「かわらない民族は、滅びる」といった人がいますが・・
アイヌも、長い期間、和人との交流がありながら、
和人から文字文化や、その他の技術を学んで、どうして、自ら変わらなかったのか?
その点が、すこし残念でなりません。
そうすれば、明治時代に和人と対等に交渉も出来たかもしれません。
最近は、アイヌ文化や遺産は、高く評価されていますが、
明治期など、アイヌ民族文化に対する、日本国内における立場や、評価、
展開も、いくぶん違っていたような気がします。