古伊万里江戸後期物万歳

古伊万里江戸後期ものの魅力。

薔薇の杯洗

2009年05月23日 22時05分04秒 | 盃洗


明治くらいの杯洗と思います。

まわりに薔薇の花が、貼り付けてあります。
手びねりのようにみえますが、けしてそうではありません。
まして、わたしが造ったわけでも、ありません。(笑)




見込みの絵付けをみると、産地は、瀬戸あたりでしょうか。
有田でないことは、確かです。

牡丹花・梅・岩などが描かれています。
なかの絵付けは、なかなかしっかりしていて、素人が描けるものでは、ないと思います。




ロクロで、ひいたものを、回りを手びねり風に加工してあるようです。




まわり青磁は、残念ながら、クロム青磁のようで、透明感がありません。
クロム青磁は、鉄分を含んだ釉薬の代わりに、発色の容易なクロムを使い、青磁色を得たもので、
明治時代に、普及したそうです。




銘が、ありますが、ちょっと、わかりません。

直径15,5cm高さ11センチ。
  
    時代・明治~大正のころ


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沢田研二

2009年05月17日 20時39分53秒 | みやまつりが日記


ユーチューブを見ていたら、とても懐かしい映像を見つけました。

わたしは、特にファンではありませんが・・・

沢田研二って、若い頃は、男前だったんですね。(笑)


ここに、年代別に3映像ご紹介いたしますので、お暇な方は、じっくりとご覧ください。
唄は、すべて大ヒットした『君だけに愛を』です。



http://www.youtube.com/watch?v=PcPUUaasrBo&feature=related
    ↑
ういういしい、タイガースです。
沢田研二は、20歳そこそこです。映画の一場面らしいです。
こういう時代もあったんですね。(笑)

http://www.youtube.com/watch?v=xwGLk4MVXsQ
    ↑
おそらく30代半ばくらい、なのかな?
若い頃の面影が、よく残っています。

http://www.youtube.com/watch?v=zp6s7ynIi2g
    ↑
現在、ごく最近の映像らしいです。
タイガースのメンバーではなく、ワイルドワンズのバックで唄っています。
唄は、晩年の方が上手い感じはします。


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牡丹と山水紋の皿

2009年05月16日 17時29分09秒 | 古伊万里=染付中皿
今日は、床屋さんへ行ってきました。
そのついでに、駅の近くのヨドバシカメラ店へ行ってきました。

パソコンの外付けハードディスクをUSB接続するための部品です。
ヤマダやコジマでは、もうそういう、パソコン部品類は置いてないらしいです。
よく売れる汎用品以外は、効率を考えて、置かなくなってしまったようです。
なんだか、昔のデパートの電化製品売り場みたい品揃えです。


これは、牡丹と山水紋様の片身替わりのお皿です。
まったく関係ない絵画を、お皿を二つの画面に分けて、はめ込むっていう考えは、
ある意味日本的ではなでしょうか。




西洋社会では、この二つの絵は、どういうふうに関連性があるのか?
なんの為に、画面を二つに割ったのか?
必ず、購入前にお客さんから、売り手に質問がきそうです。
売り手もその事に、いちいち答えるのが、大変でしょう。




日本で、日本人同士なら、問題ないでしょう。
そういう事をいちいち聴くと、逆にこの人は、変わり者と思われそうです。(笑)




時代は、文政期前後くらいはありそうです。




  直径約30cmの大皿です。


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青い薔薇咲く

2009年05月12日 20時35分52秒 | 植物起稿
青い薔薇と言われているもののほとんどは、赤紫かかるシルバーピンクですが、
最近の青い薔薇系は、改良がすすんで、青紫かかる薔薇も出てきたと言うことで、購入してみました。




今までの、青薔薇というと、ブルームーンや、シャルルドゴール、マダムビオレ
などが代表的なものの一部でしたが
それより青いフロリバンダ(四季咲き中輪の房咲き)の新種と言うことらしいです。
いま、世界で一番青いフロリバンダ種という触れ込みです。




確かに、いままでの青薔薇にくらべると、青みが強い感じがします。
この写真は、一切加工はしておりません。
それどころか、実際はもっと青い感じがします。




正確には、この写真で正確な色がお伝えできないのが、残念です。
花の色でいうと、シャガの花がいま盛りですが、それくらいの青みと思っていただいて結構です。




サントリーの遺伝子組み換えで、青くした青薔薇より青いという人もいますが、
わたしは、確かめたわけではありませんので、定かではありません。

  品種銘 2006年 小林森治氏作出品種 『ターンブルー』


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流水に牡丹紋

2009年05月10日 09時32分46秒 | 古伊万里=染付皿青磁
骨董品って、ついつい、買いすぎてしまいます。
あとで、冷静になって、みて。これ、それほど買う必要はなかったとか、
最初に思ったよりそれほどでもないと、飽きてしまったり、
その、逆で、あの時思い切って買っておけば良かったとか、
結構フラストレーションが溜まるものですね。(笑)

それでも、、たまに、あの時思いきって買っておいてよかったと思うような品物があるものですが、
あんがい、少ないものですね。
その中でも、比較的買っておいて成功したものと、自分では思っているお皿です。(笑)

そろそろ牡丹の季節もたけなわでしょうか。
それより先に、あちこちで、薔薇が見事に咲いていますね。
四季咲きの薔薇も、長春花として、縁起のよい花とされていますよね。




比較的良く見る流水に牡丹花の中皿ですが、デザイン的に優れている感じがします。




青磁の発色もよく、水色がかっています。
草色に発色した青磁は、よく見られますが、水色がかるのは、少ないと思います。




皿の縁は、しのぎになっていて、花びらのように、陽刻されています。



直径は、22cmの中皿です。

     時代は、江戸中期に近い、宝暦~天明期くらいではないでしょうか。


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