古伊万里江戸後期物万歳

古伊万里江戸後期ものの魅力。

牛若丸と弁慶

2014年01月26日 13時15分30秒 | 明治伊万里色絵
パソコンを見ると、相変わらず、
迷惑メールが来ていますよね。
みなさまのパソコンはいかがでしょうか?
ヤフオクでメールのやり取りをすると、かならずといっていいくらい、
迷惑メールが増えます。
ですから、取引ナビなるものができたんだとおもいます。
ただ、ストア対応の業者は、発送メールなど、
アウトルック(パソコン)に直接きますから、こちらのメールアドレスを使っています。
悪意はなくとも、業者にひそんでいるウイルスで、こちらの、
アドレスがばら撒かれている可能性は否定できないでしょう。

迷惑メールをみて、
送られた人が、商売の顧客につながるとでも、思っているんでしょうかね?
ただ、ただ、不愉快な印象の企業だ、としかないと思います。
が、どうでしょう?

迷惑メールは、犯罪に等しいと思います。

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これは、時代不明、産地不明のお皿ですが・・

最初は、九谷焼かとおもいましたが・・
全体の作風からいって、有田焼でしょうか。



牛若丸と弁慶が巧みに描かれていて、
たんなる陶工の絵付けではない感じがします。



なかなか、顔もよく描かれているでしょう。
人物を描いてみると、一番むずかしいのは、顔です。
風をはらんだ着物もよく描かれています。


いま、気がついたんですが、二人とも黒塗りの下駄なんですね。。
むかし、黒塗りの下駄なんて女性ものしか見たことありませんでした。

そういえば・・
子供の頃、銭湯によい下駄を履いていって、
古い下駄に履き替えられて、しまった経験をおもいだしました。(笑)
悔しかったですね。。


皿裏をみると目跡があります。
人物の顔の表情から、時代判定をいたしますと・・
大正~昭和初期くらいとおもわれますが、どうでしょう?

有田焼、直径36センチほど、大正~昭和初期




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しもつかれ(郷土料理)

2014年01月19日 19時48分07秒 | みやまつりが日記
猫を飼って、約5ヶ月になりました。
名前は、ボブとしました。

ねこは、犬と違って、叱るとストライキを起こします。
じゃれるフリをして、噛み付いたり、引っかいたりしますね。
結果イジケテしまい、機嫌がなかなか戻らない。(笑)
そこは、犬と決定的に違うことが、わかりました。

犬は、人間が上で、自分は従う身だと知っていますが、
猫は違います。
人間と対等だと思っている。

それと、気まぐれ。

なかなか厄介な「生き物」だとわかりました。

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郷土料理のご紹介です。
「しもつかれ」をいただきました。

これは、納豆ではありませんよ。(笑)



これを見て、「しもつかれ」と判る方は、栃木県人と
茨城の西部の結城、下館、地方の人だけでしょう。(笑)



中身は・・
塩鮭の頭を火であぶって、ぶつ切りしたもの。(これが重要)
大根おろし、人参おろし、酒かす、油揚げ、煎り大豆。
といたってシンプルな煮物です。

これを、塩、砂糖、醤油で、ごくごく薄く味付けします。

普通、煮物は暖めて、食べますが、これは、暖めません。
必ず冷えてから、いただきます。
そうでないと本来の味がしません。



これが、めちゃ、おいしいんですが、
見た目が悪いので、なかなか普及しません。
冷たいにも関わらず、うすあじで、うまみがあり、ちょっとこの味に比肩する
食べ物は、思いつきません。
冷たいほうが、おいしい煮物なんて、聞いたことがないでしょう。

薄味なので、西日本でも、いけるかも。。。?
口の悪い祖父は、「ねこのヘド」なんて、いっていましたね。(笑)

わたしは、呑みませんが・・
酒のサカナとしては、最高でしょうね。。。




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油壺

2014年01月13日 12時24分16秒 | 古伊万里=ふくろもの
最近ちょっと気になるニュースなんですが・・

ある芸能人の父親の方が、親子関係のDNAの検査をされて、
16年間、育てた息子が実子ではないことが、判明して、
テレビの芸能ニュースで大きく取り上げられていましたよね。

まあ、なんともやるせないような、複雑な思いがしました。

これは、私の考えなんですが・・
その子とご縁があって、16年間も、わが子として育ててきた。
どうして、わが子として、そのまま、受け入れて、
その結果を他言せずに、腹に収めて、育てていけなかったんでしょうか?

産みの女親、もしくは、子供がDNA鑑定をしてくれ、いうなら別ですが、
家族にとって血のつながりって、それほど、重要なんでしょうかね?

わたくし事ですが・・

私の母は、養女でした。
ですから、私と祖母は、血の繋がりはまったくありませんでした。
しかし、血のつながりのある父方の祖母より、
何倍も、なんばいも、私を可愛がって育ててくれました。
そして、祖父母は、最後まで、母を養女だとは、口にだしませんでした。
そのことを思うと、こんかいの、経緯は、残念でなりませんね。

家族って、最初から、あるものではなく、
お互いに努力して創り上げていくものでは、
ないかと、おもうんです。
が、皆様は、どう思われますか?

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これは、油壷です。



油壷といっても、調理用の油を入れておくものではありません。
ビンつけ油でしょう。



一時は、民芸の代表のような人気を博しまたが、
いまは、いくぶん落ち着いてきましたよね。



時代は、江戸中期~後期くらいでしょうかね。
高さ10cmほどの小柄な油壷です。




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恭賀新年

2014年01月01日 10時19分39秒 | 古伊万里=色絵大皿

おめでとうございます。
本年もよい歳になるといいですね。


馬の絵の古伊万里とおもったんですが、
探し出すのが面倒なので、とりあえず、手元近くにあった、
めでたそうな図柄を選びました。(笑)

けっこう華やかな牡丹図で、時代は、江戸後期。
コバルトは、けっこう原色に近いような鮮やかな発色。


隙間をコバルトのダミで埋め尽くして、
けっこう大変だったでしょうね。
葉先にすこし金彩を施して、凝っています。
当時は、高級品だったでしょうが、いまは、大皿冬の時代。
お安くなっていますよね。

直径44センチほど。
時代は、文化~天保くらいでしょう。
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いつものごとく墓参いにいって参りました。



初日の出は、霊園より東側をのぞんでいます。



霜がびっしりと降りていて、あるくと霜柱を踏む音がさくさくとしました。




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