古伊万里江戸後期物の魅力

古伊万里江戸後期ものを中心としたブログです。
その日の気分で、俳句も作ってみようと思います。

かぶら徳利

2009年02月22日 17時34分15秒 | 古伊万里=ふくろもの
ここのとのろ仕事で、事業所のHP作りをやっていましたが、これが厄介なんです。
以前できた方法が、しばらくするとソフトの操作方法を忘れてしまい、出来ないんです。(笑)
ちょと古いHPビルダー8なんですが、やっと出来上がりホットしています。

かぶらの絵なので、かぶら徳利とも呼ばれているようです。




描いてあるのは、かぶら・ひよっとすると桜島大根か?と、かぼちゃ




レンコン・からし菜?(葉もの野菜)

珍しいもので、徳利としては、人気のあるものです。




江戸時代あると良いのですが、たぶん明治に入ってからのものではないでしょうか。




高さ25cmくらいの大きさ

        明治時代



西南戦争?

2009年02月14日 21時56分42秒 | 信楽・瀬戸・その他
これは、明治10年の西南の役でしょうか?

10センチほどの小皿ですが、後ろの文字が読みにくいんですよね。

共和政治とまでは、はっきりと読めるですが・・・

あとは、よく読めません。(笑)




小皿にしては、細かく描いてありますよね。

お城に大砲の放火を放って、おだやかならぬ場面に、

ちょっと、現代人がみるとあまり気持ちが、よくないない感じもします。





直径約10cm高さ約1.5cm





  当然、明治以降のものだと思います。



明治・椿に南方の鳥図

2009年02月07日 15時48分59秒 | ベロ藍
ツバキに南方の鳥の図です。

こういう変形皿を一般的に、木瓜型(もっこうがた)なんていいますよね。

時代は、明治期と思います。
描かれているものが、ちょっと、判然としない絵付けに見えませんか?
疲れ目だけのせいではないと思いますので、ご安心を。。(笑)




この時期になると、横山大観や菱田春草などの画家が、西洋の印象派の影響をうけ、
日本画の朦朧体(もうろうたい)という作風が台頭してきます。
不思議と、この伊万里も線描のあいまいな、朦朧(もうろう)とした絵付けになっていますよね。




やはり、皿裏のササっと描いた春蘭紋や菊紋をみると、明治と言う感じが強いと思います。
ベロ藍系統と、伊万里の青磁は、相性がよく色彩が華やいで見えます。





 直径約、30㎝×25㎝
        
                 明治時代