すごいビデオ、発見しましたよ。
すでに、ご存知の方のいるかも知れませが。。。
18歳未満閲覧禁止
↓
http://www.youtube.com/watch?v=nO3jk72MgW0&mode=related&search=
私は、子どもの頃から絵が好きでしたので、たくさんの絵を観てきました。
それで、いつも、疑問に思うことがありました。
それは、本当に美しい絵とは、なんだろう。美の基準とは、いったいなんだろう、という事でした。
わたしも絵が好きで10代のころ絵を習いにいきました。
たまたま、絵の先生が俳句をやっていまして、俳句を薦めるのわけです。
先生は、私の絵より私の俳句を誉めて下さって、絵をほとんど誉めてくれませんでした。
それがわたしを、苦しませました。
本格的に俳句を勉強しようと思ったのは、30歳を過ぎての遅いスタートでした。
でも、俳句を学んだことにより、私の絵や美術品の美意識が変わったのは、事実です。
いままで、疑問に思ってきたことが、解けて来た感じがしました。
『美とは、なんそや!』
美術品の美とはなんぞや、と言う、この長いあいだ、自問自答の中で、明快に答を見出せなかった解答が、
いまは、判って来た様な気がします。
それは、『生命感』だと思うようになりました。
いくら奇麗な絵や、作品でも生命感のない作品は、飽きてしまいます。
昭和後期を代表するような日本画家が、国際舞台であまり評価されないのは、考えてみれば不思議です。
古陶磁の贋物がうつくしくないのは、『生命感』がないからでは、ないでしょうか?
それが生まれるための健全な精神=生命感が無いためではないでしょうか。
いくら隠そうと思っても、隠せるものではなく、おのずと、作品に出てしまうものなのではないでしょうか。
古陶磁にも、現代絵画にも、あらゆる美術品の鑑賞というものは、
その作品の生命感を、ただ、感受しているといっても過言ではないような気がします。
ちょっと、思いあがったようなことを書きましたが、私的な日記なので大目にみてください。m(__)m
☆一万回のご訪問ありがとうございました。