古伊万里江戸後期物の魅力

古伊万里江戸後期ものを中心としたブログです。
その日の気分で、俳句も作ってみようと思います。

柳の下に傘

2012年07月27日 21時17分12秒 | 志田焼

 暑中お見舞い申し上げます。

ここで、私のコレクションについて、一応ご説明いたします。

誤解があるといけませんので、価格的に、申し上げますと・・
ごく普通のサラリーマンが一ヶ月のお小遣いで買えるほどのものばかりです。
価格的に申し上げますと、ほどんどが、数千円から、1万円~3万円どまり。

それより高価なものは、数えるくらいです。(笑)

もともと、骨董品をインテリアの一部として買い集めましたので、
食器として使う気持ちは、最初からありませんでした。
安くて、見栄えのするものばかりを集めたつもりです。

ただ、子供の頃から絵は大好きでしたので、真贋には最初からこだわったつもりです。
わりと絵付けに敏感な体質が、けっか伊万里にも役立った気がします。

ピカソが好きで、毎日ピカソの図録ばかりを見ていると・・・
見たことのない絵でも、ピカソが描いた絵かどうか?どことなく分かるようになります。
横山大観が好きで、毎日見ていると、真筆かどうか?なんとなく分かるようになります。

だた、いまは、もう自信がなくなりました。(笑)
加齢で感覚が鈍ってきたことと、毎日彼らの絵を見ている生活は送っていません。
真贋のポイントは、作家固有の周波数あるいは、波形なのですが・・
紙面の関係上、本日は割愛させていただきます。(笑)

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柳の下に傘としか、言いようのないお皿



いまの季節、わたしの言いたいことは、わかっていただけますよね。(^^♪


志田焼の図録にも載っていない、非常に珍しいものです。



さすがに、この傘に目鼻をつけて、破れ傘にしては、やりすぎと思ったのでしょう。
シンボリックな、デザインですよね。



志田焼であることの動かぬ証拠。
白化粧のエンゴベー、皿縁にしっかり付いていました。
パソコンから見えるでしょうか?

江戸時代後期のころ。直径約、30cm



朝顔とバッタの鉢

2012年07月21日 19時22分36秒 | 古伊万里=鉢もの
きょうは、まったく涼しい一日でした。
最高気温、23~24℃くらいでしたかね??
正確には、21℃らしいです。(笑)
あすも、きょうと同じくらい涼しいそうです。

半袖にちょっとした長袖を羽織らないと、寒いです。

梅雨明けにこんなに涼しいのは、初めての経験のような気がします。
先日の最高気温が、35℃でたから、10℃以上違いますよね。
アメリカの山火事の影響でも出ているのでしょうか?

このままだと、東日本は冷夏になりそうですが、
来週は、いくぶん気温も戻るそうです。

政界も、お天気も、異例つづきという処でしょうか?

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朝顔紋の大鉢です。



朝顔がいくぶん小輪ですが、江戸時代の朝顔は、これでいいそうです。



いまの大輪朝顔は、
幕末~明治にかけて改良を重ねて出来た大輪咲きで、
江戸期のものは、小ぶりだそうです。



朝顔にバッタがいるところが、おもしろいと思います。
現代人は、食器に昆虫の絵が描いてあるのは、あまり好まないような気がします。



バッタは、なんでしょう?
すいっちょ、でしょうか?バッタには、あまり詳しくないので、わかりません。



直径33cmほどの大きさです。
時代は、おそらく天保期ごろでしょう。直径33cmほど。




夏の雨は馬の背を分ける

2012年07月19日 19時15分14秒 | 植物起稿
 夏の雨は馬の背を分ける。

なんて昔の人は言いましたが、うまいことを言いましたよね。
同じ市内でも、町が違うとまったく違う降り方をしますよね。
ほとんど降らないところもある。

むかしの人の例え話って、おもしろいところがあったんですが、
いまの人はほとんど使わなくなりました。
近年は、あまりよくない意味も多いので、死語になりつつあるかも。
でも、江戸文化の粋な感じもどこかあり、いいものです。

 半鐘どろぼう=背の高い人

 ノミの夫婦=女性の方が背の高い夫婦

 蹴飛ばし=馬肉

 とうへんぼく=自分を僕と呼ぶ人
(唐変木=本来は気のきかない人の意

ほとんど忘れましたが、思い出すと、こんな感じ。
私の祖父は、明治生まれで、東京で職人として修行をしてきた人だったので、
わりと口も悪かった。(笑)
わたしが、小学校1年の時に亡くなりましたが、いがいに覚えているものですね。。

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先日、日記に載せた白雪公主(白雪姫)の二日目です。



二日目が、その本来の姿に近いような気もしますが、好みでしょう。



なんだか、重弁花が激しく牡丹か芍薬みたいな花容。



一日目の抱え咲きの清楚さは、なくなり。
姫から女王へ変身したかのよう。
これは、これで、いいかも。。

三日目には、おそらくだらしなく花弁が下がり、花の寿命も終わると思われます。
ハスの花は三日が寿命と言われています。




きょうは猛暑日35℃

2012年07月16日 19時44分24秒 | みやまつりが日記
きょうは、めちゃくちゃ暑い日でしたね。

この地でも最高温度35°Cまでいきました。
部屋の片付けをやっていて、下着がぐっしょりになり、
気持ち悪いので着替はしましたが・・
でも、我が家では、クラーは使いませんでした。(笑)

クラーを使うとその時は、涼しくて楽なんですが、あとで体がだるくなる。
昔は、「こわくなる」なんて言いましたが、最近は死語。
このあたりでは、疲れたことを、「こわい、こわい。」といいます。

「でれすけ」という言葉もある。
どういう意味かわかりますか?いまでも使うと思う。
ただ、東北地方では、「でれすけ」という意味は、「のろま」という意味が強いそうです。

「ちく」とか「ちくらっぱ」とう言葉もあるが、どちらかとうと茨城弁というイメージ。
このあたりで使うと、ああ茨城県よりの人かな?と思われる。

おっと、話がづれてしまいましたね。。(笑)

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けさ起きてみると庭のハスが咲いていました。



ええと、名前をなんていいましたかね。



確か、中国語で白雪姫。「白雪公主」でしたかね。



花をみたら、いくらか、涼しい気分になれました。





庭の花百合

2012年07月14日 21時24分55秒 | 植物起稿
民主党も分裂してしまいましたね。
これから、いったい政界はどうなるんでしょうか?

次なる選挙の核とみられていた大阪の橋下さんも、最近は発言がブレがち。
打倒、民主党と言っていた人が野田総理をベタ褒め。
あれには、かなりガッカリしましたね。

政権を取る前にああいう風に発言がコロコロ変わるのでは、
政権を託す気持ちも薄らぎました。(笑)

いっぽう、小沢新党も党首が刑事被告人では、国民の信頼は得られないでしょう。

混沌としたカオス状態。
まるで宇宙創世記のビックバンのすぐあとみたいな、
つぎなる核がはっきりしない、ガス化の状態。

次の選挙は、どの党が第一党になっても、おそらく単独で政権を取るのは、
難しいのではないでしょうか?

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庭に咲いたハイブリッド百合です。
今年の春先、札落ち品を安く買いました。



札落ちを買ったので、名前はわかりませんが、かなり大きな百合です。



雄しべを採ったほうが、花が長持ちするというので、カットしてあります。

おそらく・・
やまゆり(巨大輪)×カノコユリ(ピンク)×スカシユリ(受け咲で、頭頂部咲)
あたりの血が入っているじゃないでしょうか?



↑ これも札落ちで名前はわかりません。
  花は巨大ですが、比較的コンパクトな草丈

これは、強いて言えば・・・・やまゆり×博多百合(双方とも受け咲ではない)
 そんな感じですかね。(笑)