古伊万里江戸後期物万歳

古伊万里江戸後期ものの魅力。

お座敷に芭蕉紋の皿

2014年03月09日 08時48分46秒 | 古伊万里=染付中皿
三月って、こんなに寒い日がおおいんでしたかね?
昼間の気温が、10度にとどない日がおおいんですよ。
春が遅いのは、東日本だけみたいですね。

繁華街というか、デパートやホームセンターへいってみると、
びっくり。

いつもこんなに混んでいたかとおもうほど、人がいました。
おそらく消費税前の駆け込み需要なんでしょうね。。

景気も、いくらか回復しているんでしょうかね?
わがふところの、春は、いつ訪れるやら。。
ぶぅぶぅ

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これは、江戸中期後半くらいのお皿と思われます。


描かれているのは、お座敷に縁側と障子、芭蕉、蝶、
いったい何を意味しているんでしょうね?
判じ物でしょうかね?
わたしには、わかりませんので、わかる方いたら教えてくださいね。



障子に隠れた芭蕉。
それに近づこうとする蝶々。
なんだか、意味ありげなんですよ。。(笑)
一番上にある、飾り窓風な格子も気になります。
これだけ、意味不明の絵付けの伊万里は、めずらしいと思います。



直径30センチほど。江戸中期後半~後期前半くらい。


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秋海棠(しゅうかいどう)とウサギ紋の皿

2013年03月31日 16時06分56秒 | 古伊万里=染付中皿
カラフルな小型車が、流行の兆し?

最近、阿部ノミックスという言葉が、流行して株価が上がっていますが、
実は、その兆候は、去年の夏あたりからあるのではないか?
そんな気がしています。

去年あたりから・・・
トヨタのアクアや本田のフイットなどの小型車に、原色に近いような、
カラフルな車、皆様の街で見かけませんか?

流行色は、景気の変化を先取りする

 いままですと、バブル崩壊後、長いあいだ、
シルバーやホワイト、黒、茶、濃紺、みたいな色の車がほどんどでしたが、
去年あたりから、消費者の好みの色(消費者心理)が、やや変化してきた感じがします。

 数年前でしたら、チンドン屋みたいな色の小型車という感じがしましたが、
最近は、カワイイと感じるのは、私だけでしょうか?(笑)
このまま、このカラフルな小型車ブームが続けば、
想像以上の景気になるような気がしてなりません。。(^^♪

世の中って、一見関係ないようなことが、
深い関係を持っているような気がしますが、
どうでしょう。(笑)

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うさぎ紋の中皿です。


ちょっと、これ、兎にみえないと思いますが、
間違えなく、ウサギです。



うしろの植物は、これもわかりずらいと思いますが、秋海棠(しゅうかいどう)になります。
唯一の耐寒性ベコニアですよね。
季節が合わないんですが、ご勘弁ください。



時代は、江戸後期。
うしろは、笹紋です。志田では、ございません。

直径、23cmほど。



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松梅紋の皿

2013年03月17日 21時45分55秒 | 古伊万里=染付中皿
さすがに春めいてきましたよね。
東京は、開花宣言がでて、ずいぶん早いとおもいました。
こちらは、いつも一週間遅れですから、来週は、咲くんじゃないでしょうか?
先日まで、おもての水道の蛇口が連日凍りついて、真冬の寒さだとおもっていたら、
こんなになっちゃうんでしょうか?

なんだか暑いか寒いか、どちらかの季節が長く、
ちょうどいい季節は、どんどん短くなっていく日本という感じ。
夕方の陽は、だいぶ伸びて、気持ちのよい季節ではあります。(^^♪

 自民党の安倍総理もいがいに、と言っては失礼だが、
支持率も高く、久しぶりに安定した政権という感じ・・

TPPに関しては、僕は基本的には反対だが、
時代の大きなウネリというものを考えるとき、仕方ないのかもしれませんね。
ヨーロッパは、通貨でまとまり、環太平洋では、TPPでまとまり、
やがては、政治統合という動きになるのかも、しれません。
それが、100年後なのか、50年後なのか、まったく想像もつきませんが、
時代の大きなうねりであることは、間違いなさそうな気がします。
その証拠に・・・
ある程度時間がたつと、ただの通商条約ではなく、安全保障とも絡んでくるようなきがします。

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江戸中期後半くらいのお皿です。



一見平凡な、松と梅のお皿です。
ただ、竹がないのが、おもしろいというか洒落ている。



松葉の描き方などとみると、
松葉に変化があり、色気を感じさせ、江戸中期のなごりがかなり残っています。

写真では、ただの濃紺に見えますが・・
実際の呉須の色も、中期に特徴的な、やや、紫がかったコバルトになっています。



高台をみると、元禄時代そのままの風情。

おそらく宝暦時代の初期くらいはあるんじゃないでしょうか。

ちょっけい31cmほど。




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花唐草尺皿

2012年03月04日 12時14分48秒 | 古伊万里=染付中皿
春寒という言葉もありますが、まだ、まだ真冬という寒さですよね。
福寿草は、なんとか咲いていますが・・・
三月に入ったといえ当地では、梅も咲きません。

しかし天気の変化は、日替わりで変わりますから、確実に春になってきているのでしょうね。(^^♪
今年のさくらの開花は、大幅に遅れそうですね。

総理大臣と自民党総裁が、内緒で、会ったとかとか、会わないとか問題になっていますが、
おそらく会ったんでしょうね。よいことではありませんか?
なにも決まらないよりは。。。

大阪の橋下氏のグループの台頭が、影響していることは、間違えない感じがしますが、
与野党も、多少、危機感を共有できたんじゃないでしょうかね。(笑)
すこし、遅い感じがしますが。(^^♪


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元禄時代の花唐草(菊唐草ともいう)大皿です。
この手の尺皿は、めったにないものです。



江戸中期の作風は、華やかというか、独特の艶がありますよね。



真ん中は、お決まりの松竹梅ですが、後期のものより、とても華やかです。



梅も蕾みがびっしりついていて、松も、竹も、すきまを埋めるように描かれています。



後ろは、ご覧のとおり。
大明成化年製という文字が時代を感じますよね。

    元禄享保の頃。  直径31cmほど。


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「ブログお茶会」

2011年12月18日 15時19分42秒 | 古伊万里=染付中皿
今年もあと数えるくらいになりましたね。
 
ことし一年間お世話になりました。<m(__)m>

皆さまにも、お茶会を堪能していただこうと思い、
暮れ恒例とも言える、66さん主催のお茶会に参加しました。

お茶を入れて、茶菓子を置いたら、見込みの絵が見えなくなってしまいますので、
前もって、道具を説明しておきますね。





ことしは、うさぎ歳でしたので、
兔さんご苦労さまということで、
うさぎ尽くしにしてみました。(笑)



もともとは、蓋付の大きめな煮物椀だと思います。
口径11cmくらいあります。            


 
かなり大きめで、抹茶碗見立てには、                                 
十分な大きさです。


見込みにも可愛い兔さんがいます。
時代は、おそらく天保期ぐらいではないか?
とおもっています。










見込みにも、可愛いウサギさんがいます。


 





いっぽう菓子皿見立ては、
波うさぎ紋の7寸皿です。

このタイプで、5寸皿は
けっこうありますが、
7寸タイプは、なかなかないものです。





 





兔のまわりは、
ぶどうリス紋で、陽刻されています。

みなさまご存知のごとく
武道律す、のかけことばで、
縁起をかついでいます。


時代は、お茶碗よりやや古く
寛政時代くらいと
思われます。
ゆうに、200年は経つ計算です。











それでは、本題の茶席です。

みなさま、ごゆっくりとご堪能くださいませ。(^_^メ)

ことし一年お世話になりました。




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