秋も、いよいいよ深まってまいりました。
リビアのカダフィ大佐が、殺害されたそうで、なんとなく暗い世相ですね。
テレビで、捕らえられたビデオと、殺害された後の映像が、公開されてびっくりしました。
むかしは、ああいう血なまぐさい映像は、あまり報道されなかったような。。
さすがにNHKは、死体の映像は、流さなかったように記憶しています。
でも、独裁者の最後は、哀れというか、お気の毒な最後でしたね。
最初は民意を代表して、王政を倒し、英雄になったんですから・・・
しっかりした法整備と、民主化を進めて、権力の座に連綿としていなければ、
今ごろは、アメリカのリンカーンと同じように、銅像が立ったかもしれませんね。
カダフィ家の子孫も、末代まで国民の尊敬と敬意を集めることになった。
これは、私の私見ですが・・
革命家の多くの人は、わりと純粋な動機で、始める人が多いんじゃないでしょうか?
そうでなければ、人々は、最初についてはこないのではないでしょうか。。
そして、成功を治め、権力の座について、時間が経つにつれ、少しずつ変質してしまう。
それだけ、権力の座には、魔力と人間のモロさあるような気がします。
どこかの国の民主党と似たところがある。(笑)
**************************************************************
これは、青磁皿に色絵付けを施した、珍しいものです。
上にザクロ、下に栗と、秋の恵みを表現しています。
金彩と、色絵の具だけで、描かれていて、呉須(コバルト)は使っていません。
柔らかい発色の青磁皿。
こういう青磁に色絵付けをしたものは、日本独自といってもよい方法で、
あまり外国モノでは、見ないものです。
時代は、宝暦~天明くらいでしょうか。直径21センチほど。