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上の写真は、参考用のほんものの伊万里ですので、お間違えのなきよう(笑)
贋伊万里のオークションを見つけました。
もちろん、出品者は真面目な方で、正直に、中国製とうたっています。
入札しなくとも、のぞいてみるのも、面白いかもしれません。
参考になるかもしれません。
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http://page6.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f57676043
◎追記、この写しはわりと高度で、このリンクの写真だけでは真贋は、わかづらいかもしれません。
これを見抜くポイントは、縁の渦巻紋にあります。
ほんもの伊万里の渦巻紋と、比較すると分かりやすいと思います。
上の写真は、明治の印判染付けの渦紋ですが、基本は江戸後期と同じです。
中国製は、かなりラフで、円に近く渦の巻き数が適当な感じがして、
巻数がおおく、まわりの余白があいています。
一方伊万里は、隙間を埋めるように、楕円で丁寧に仕上げてあり、緊張感があります。
なにかのご参考になればと思い、UPしました。
最近気がついた事は、
古陶磁コレクターにも大きく別けると、
①鑑賞用コレクターと②食器用コレクターの二種類の人が、いるような感じがします。
もちろん、一人でその両方を少しづづ兼ね備えていて、明快な区別が出来ない場合も、ありますが
だいたい傾向として、その二つに分れるような感じがします。
わたしは、完全な鑑賞用コレクターだと思います。
買う時に使う事は、まず、考えません。
部屋に飾った場合、見栄えがするかどうかが、わりと気になります。
したがって、どちらかと言うと、大皿を好む傾向があります。
インテリアの一部として、古陶磁を考えているフシがあります。
人により同じ古陶磁器といっても、
楽しみ方は、いろいろあるものですよね。
直径約20センチ(これは、大皿ではありませんけど)・・(笑)
明治時代
獅子と唐子が非常におもしろく描かれていると思いました。
絵付けに明治の軽さは、どうしても残りますが、
この場合、かえって簡約の効いた効果を出していると思います。
志田焼の大皿、鷺の図です。
平太さんから、リクエストもありましたので、UPしました。
志田焼は、数で言うと山水模様がもっとも多く、ついで、富士に松図と鷺(サギ)の図と思われますが、
わたしが、もっとも好きな図柄の一つは、サギの図です。
もともと、絵が好きで、焼き物のコレクションを始めました。
それで、風景よりも人物や動物の図柄をコレクションしています。
一般に絵付けは、時代が替わっても、腕のある画工が絵付けをすれば、
ほぼ、同じレベルのものが出きる思われがちですが、
このサギの図をみると、とても出来そうもないことがわります。
絵付けと言うものは、時代が替わってしまうと
同じものが、出来ない不思議があるように思います。
江戸時代後期のころ 直径約、38センチ