蓄音機買っちゃいました。
針は、今では作っているところがあるらしく、心配ないそうです。
この蓄音機は、当時アメリカからの輸入品だそうです。
おそらく戦前のものでしょうか。
ビクトローラーVV1-50というトランク型の卓上蓄音機で、
サウンドボックスは、オリジナルのNO2、振動版には、雲母をつかっている感じがします。
雲母とジュラルミンでは、音が違うそうですが、
蓄音機に詳しくないので、よくわかりせん。
雲母のほうが、時代は古い感じがします。
ゼンマイは、切れていませんが、古いので少しヘタリがあるらしく、
巻いても、途中で回転数が落ちてしまいます。
急いで、ゼンマイを巻きなおします。(笑)
肝心の音ですが・・・
さすがに、振動版の分割振動が原因と思われる、若干のひずみ感はぬぐえませんが、
明るく大きな音がして感動しました。
美空ひばりを聞きましたが、
今度は、クラッシクを聴いてみようと思います。
竹垣に菊の図柄の伊万里です。
金彩をふんだんに使って、豪華なわりには、どこかほの暗い感じです(笑)。
幕末になると、退廃的なムードが世の中を支配したためか、
伊万里も退廃的な、雰囲気になる感じがします。
そこが、好き嫌いのはっきりわかれるとこでしょうか。
装飾過剰なわりには、どこかけだるいアンニュイな色調は、ほの暗い俗っぽさを感じさせ、
あまり、現代人には受けないかもしれません。
しかし、見方によっては、その俗臭が人間的な郷愁を感じさせるような気がします。
浮世絵の『俗』に人間的郷愁を感じるのと似ていると思います。
中国の明末にも、似たような退廃的なムードの磁器を見ますが、
時代と民族は、違っても、陶は政なりの格言は、普遍のような気がします。
でも、わたしは、この退廃的なムードあんがい好きなんですよ。(笑)
幕末のころ
直径約、41cm×高さ約5cm
ネットオークションで買っていますと、つい買い過ぎてしまうことありませんか?
何万円もするもが、1,000円スタートで始まります。
あ、いま、3,500円!!お買い得、なんてウオッチリストに入れてしまいます。
ぜったいそんな安い価格で終わらないことは、わかっていても・・・
『ひょっとすると、相場よりかなり安く落札できるかも!!。。。?』
なんて、人間の欲は、深いものですね(笑)。
なかなか、締め切り5分前まで、値上がりせず、いざ入札しようとすると、
同じことを考えていた人が、何人も現れて、おもわぬ急騰。。。
そこで、諦めればよいのですが、
ちょっと、めずらしいものなので、つい熱くなり、
『最初から、この値段で、出ていたら、はたして落札していただろうか?』
なんてことが、僕の場合多々、あります。。(笑)
ネットオークションは、まれに、本当にめずらしいものも、手に入ることもありますが、
わたしの場合、コントロールするのが、ちょと難しい場合がありました。
古いタイプの志田焼という事で、購入しましたが、
エンゴベーなどの、白化粧はないようです。
寒山拾徳でしょうか、二人が湖のほとりで、月を見上げております。
有田系磁器にしては、めずらしく叙情を感じさせる構図となっています。
文化文政期ごろ
直径約 28cm×高さ 3,5cm
ヤフオクをのぞいていましたら・・変わった出品者に出会いました。
官公庁が出品者で、一般のジャンルの出品者に混じっていました。
おもしろそうなので、覗いてみましたが、
結構めんどくさそう。
まづ、最初に、参加意志を確認するためか『公売保証金なる』なる頭金を入れるらしい。
もちろん、不落札の場合は返却され、落札の場合は、代金の一部に当てられるそうです。
そして、落札した場合は、自治体に取りに行くのが原則で、
落札者負担で宅急便などで送付してもらうには、『送付依頼書の提出』や『住民票』が必要だとか。。。
ほとんどが未鑑定の真贋保証なし、代金を払い込んだ時点で、所有権は落札者に移行して落札者責任が原則。
いかなる場合、理由においても、返品は不可だそうです。
自治体によっても、すこし違う点もあるらしく。
長~~い、規約文を自治体ごとに、読まなければなりません。
あ~ぁ、売る気があるんだか、ないんだか。。(>_<)
これから個人で、ヤフオクへ、出品のご予定のある方は、
落札者様に、『送付依頼書の提出』や『住民票』のご請求をお忘れなく!!!(笑)
上記の写真は、ただいま伊万里市が、出品中のお品の一部であります。
↓
http://koubai.auctions.yahoo.co.jp/