古伊万里江戸後期物の魅力

古伊万里江戸後期ものを中心としたブログです。
その日の気分で、俳句も作ってみようと思います。

古備前・種壷 追加画像

2014年07月07日 19時51分47秒 | 備前焼
地球温暖化のせいでしょうか?
地方によっては、雨の影響がひどいですね。
台風の影響も気になりますが、みなさまの地方は、
いかがでしょうか?

CDを買ったので、もったいないので英会話は、聴いています。
文章でみれば、理解できる内容でも、
耳で聴くと、ほとんど耳に残らないんですね。
英語を聴いて、つらつらおもうことは、
日本語は、国際語に向いてないなぁ。。??
と、思いました。

日本語は、食う、食べる、召し上がる、いただく、と
基本語、丁寧語、尊敬語、謙譲語、とあって、
日本人でも、なれないとまれに、失敗することも。。(笑)

さらに、ちゃん、さん、君、様、殿、などの敬称も、外国人には、やっかい。
国際語としては、誤解を招きやすい危険も。。

わたしという意味も、おれ、わたくし、わたし、ぼく、とあり。
両親も・・
おとうさん、おかあさん、父、母、おふくろ、おやじ、とあって、
どれを使うかで、相手の心象も、かわる。
(ちなみに我が家では、おたあさま、おもうさま、です。

相手との上下関係や、育ち、教養、性別まで、
言語に出やすい言語ともいえるじゃないでしょうか?
これは、国際語には、向いていない言語とも言えるような気もします。
おそらく、日本語とそっくりな朝鮮語もそうでしょうね。

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これは、以前に日記にUPした、備前焼き追加の画像です。
当時は、うまくUPできなかったので、再登場です。



室町~桃山期と言われて買った古備前焼です。



当時、もっと詳しい画像が見たいという方がいらしたので、UPします。



窯印らしき筋と空気の入ったところが、割れた傷があります。
が、内側は、無傷です。



なんとも豪快な作風が、気に入っております。



底に、はがし傷のようなものがありますが、水漏れはありませんでした。



さて、皆様の目には、どう写るでしょうか?

すくなくとも桃山~江戸初期くらいは、あるでしょうか??

高さ21センチ、重さ約2キロ、備前焼



備前焼・裸婦像(木南知加選)きなみちかせん

2013年03月27日 21時16分38秒 | 備前焼
当地でも、桜は、五分咲きくらにはなりました。
毎年おなじ季節を何回経験しても、春は感動いたしますし、飽きることのない不思議を思います。
食事と同じですね。
食べ物には飽きても、食事そのものは、飽きることがない。

一方・・・・
「一票の格差」が最大で2.43倍となった昨年12月の衆院選をめぐり、
弁護士グループが選挙の無効(やり直し)を求めた訴訟で、
広島高裁や広島高裁岡山支部が「違憲で無効」とする判決を言い渡しましたよね。

 よくよく、考えてみれば、邪馬台国、明治維新も、茶の湯、歌舞伎、能、も発祥は西日本から・・
日本の文化の礎(いしずえ)は、西日本から、というのが私の持論ですが、
西日本から、その兆候が、また出たとも言えなくもないと、思っています。
 東日本の人々は、一度出来た秩序を守るという才能には、長けているが、
既成概念を打破したような、新しい発想や創造力が、やや弱い。。
これは、地域に根ざした伝統というか、ものの考え方のDNAで、いかんともしがたいのかも??

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備前焼の裸婦像です。



木南知加選/きなみちかせん)という、物故作家らしいです。
でも、いやらしい感じは、しないでしょう。
 これで、顔が超美人だと、俗っぽさが出て、いやらしくなります。
ある意味、顔が良く出来ていて、バランスを保っていると、言えなくもない。。



ちょっと、セクシーでしょう。
私のブログでは、このようなモノをUPするのは、滅多にありませんよ。(笑)



後ろからみると、前面と比べてみて、デッサンがやや、甘いとおもわれます。
もともと、こういう立体が得意な作家さんだとは思いますが、
彫刻専門家ではありませんので、よくできていると思います。



後ろに、「知加選」の銘あり。
高さ、25cmほど。備前焼

  ご注意、ヤフーの規約違反にひっかりそうでしたら、引っ込めますので、あしからず。(笑)




古備前(室町~桃山期)

2013年03月03日 09時49分49秒 | 備前焼
しばらくぶりの更新になります。(笑)

ことしの冬は、長いですね。
なかなか暖かくなりませんよね。
地球温暖化の話しは、どこへ行ったやら。。??
ここ数年、冬は寒いです。

この辺は、まだ、梅の花もあまり見られないような。。
今年は、桜も遅れそうですね。

安倍総理は、支持率が上昇中らしく、
スタートから好調のようで、
ちょっと、ビックリですね。。
円安、株高が良かったのかなぁぁ。。
世の中、景気良くなりそうなのは、よいですよね。

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    春めくや古陶磁の蓋づれてをり   みやまつり


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これは、古備前と思われます。
一般的に種壺と言われています。
大きさからいって、茶道具の花入れになるので、人気の高いものです。



新しいカメラで、撮影してみました。
ただ、ファイルが大きくなり編集しないと、二枚以上は、載らなくなりました。



時代は、室町~江戸初期くらはあると思うのですが、どうでしょう。
手元でよく見ると、以前このブログで紹介した
の時代の信楽と焼け具合が、よく似ているのが分かりました。
                        ↓

不思議なものですね。。
時代のラインというものでしょうかね。。
そうすると、桃山期くらいでしょうかね?

高さ21センチほど、重さ約2キロほど。

備前焼(室町~江戸初期)




備前掛け花入れ

2010年09月20日 11時54分23秒 | 備前焼
きゅうに涼しくなって、なんだか体調がくるいそうな、毎日ですが、
いかがお過ごしでしょうか?
 
ぼくも、9月15日に誕生日を迎えましたので、
あと、人生何年残っているだろうなぁ・・と考えました。(笑)
正直に申しまして、古陶磁蒐集も、もういい加減にしようと思っております。
いままで、蒐集したものを、日記にUPしますが、
新規のものは、買わないようにしたいと思っております。
 
人間は、時代という階段の途中から生まれる、と言った人がおりましたが、
骨董蒐集もそのとうりで、その時代の人気、価値観、図録などの出版物の影響、
などから無縁では、いられないものです。
ですから、自分で好きで集めていると思っても、本当は、時代の中の幾多の他人の好みを自らの好みと錯覚して、集めている場合も多いのではないか、と思います。
 
その証拠の一つに、日本画と洋画の優劣の問題があります。
明治時代の高名な日本画家たちは、どちらが優れているか、
真剣に議論し合いました。
しかし、いま、どちらが優れているなんて、本気で議論する人は、いないでしょう。
日本画でも、洋画でも、ダメなものは駄目。よいものは良いという発想でしょう。
 
しかし、この考え方が、こと古陶磁器の世界では、厳然として残っています。
たとえば、六古窯は、00時代のが本時代でよい、とか、
伊万里は、00時代が盛期伊万里としてよいとか、
鍋島窯、柿右衛門窯、がよいとか・・
まあ、確かにそれらが、優品を数多く産出したとは確かでしょうが、
全部よいわではないでしょう。首をかしげる凡作もあまた見ました。
もう、そうなると、一種の信仰の対象になってしまいます。
 
わたしが、骨董品を集め始めて、一番疑問に感じた点が、そのことであり、
いちど日記に書いてみたかったことでもあります。
 

 
備前焼きの掛け花入れです。
時代がついて、よい艶が出ています。
 

 
写真では、見えにくいですが、裏に『備前』の文字が刻まれています。
茶道をやる方には、必要なものなんでしょうかね。
 

 
おそらく、そら豆か、えんどう豆か?でしょう。
ただ、葉を見るかり、私にはそら豆のようにも見えます。
花の投入口の切り込みも、そら豆形にみますよね。
 
 幕末~明治時代・長さ23cmほど