古伊万里江戸後期物の魅力

古伊万里江戸後期ものを中心としたブログです。
その日の気分で、俳句も作ってみようと思います。

波乗りうさぎ図・盃洗

2015年07月26日 11時15分21秒 | 盃洗
ご無沙汰しております。(*^_^*)
しばらく、地下にもぐっておりました。

その後、身体変化も、多少ありましたが、
ここでは、触れずにおきましょう。(笑)
と、最初は、思いましたが・・?
 訪問解析なるものをみると、中高年の方が多いこのブログです。
あえて、公表いたしますね。

この病は、40歳を過ぎた18人に1人の確立で、発症するそうです。
一日平均訪問者が、36人を超えると、すくなくとも2人の患者さんが、いることになります。
もし、気がつくなら、なるべく早い方がよいに決まっています。
しかも、自分で気が付いたときは、もう、けして視野が戻らないという恐ろしい病です。

正常眼圧緑内障って、病気聞いたことありますか??

よく市役所からくる検診などで、目に風をあてて眼圧を測りますよね。
あれでは、発見できません
厄介な病です。
しかも、18人に1人は、確実に発症するそうです。
原因は、不明だそうですが・・
あえて、要因をあげれば・・

①近眼の人
②遺伝的要因(家族・血縁関係にいる)
③加齢(40歳をこえると急増)

だそうです。
日本人がなる緑内障の内訳の実に70パーセントくらいは、
正常眼圧緑内障といわれているそうです。
眼圧が正常ですから、眼圧検査では、問題なしと判断されてしまいます。
白人には極めてすくなく1~3パーセントと、言われています。

医師いわく『よく自分でこのだんかいで、気が付いて、来たね。
        まず、この段階で気が付く人は、めったにいないよ。
        よほど、感覚が敏感なんだね』と言われましたが・・

それでも、わたしは、初期の中期くらいで、
右目をわずらい、視野の四分の1くらいは、すでに見えません。(笑)
左目がカバーしてしまい、なかなか視野の欠落に気がつきにくいんですね。
まあ、人間の体って、100年とはもたないように、
上手くできていると思いましたね。。

気になる方は、みなさまも、新聞紙を大きく広げて、
新聞紙に顔を近づけて、新聞紙の中央を見つめてみてください。
眼球を動かさずに、視野の欠けて見える部分はありませんか?
右目、左目、交互にやってみてください。
見え方が違っていたら、要注意でしょう。
私は、右目の内側つまり鼻側が欠落しておりました。

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今回は・・
波乗りうさぎの盃洗です。

時代は、幕末、天保くらいではないかと思っています。

ありそうで、なかなかない波乗り兎の盃洗です。

素朴な呉須(コバルト)の色が、魅力でしょう。
絵付けも、素朴で、こういう自然な絵付けは、レプリカではなかなか出来ないものです。


直径、14センチほど。

中は、平凡で、とくに特徴もないでしょう。



魚紋図盃洗

2014年02月02日 20時15分57秒 | 盃洗
きょうは、友人の招待で、
地元の交響楽団の定期演奏会に行ってきました。

演目は・・
①ブラームスの交響曲第3番・へ長調
 (ここちよく途中で、寝てしまいました。)

②シューマン・ピアノ協奏曲・イ長調
 (退屈、窮屈な曲で、時計ばかり見ていました。)

③シュトラウス・歌劇「バラの騎士」
 (そういえば、我が家に古いレコードがあったなぁ。。
  あんまり、たいした曲でなかったなぁ。。)

と、言うわけて、かなり退屈な時間でした。。(笑)
    招待してくれた友人ごめんなさい。m(__)m

もと、もと、僕はクラッシクは、あんまり得意でないのかも知れませんね。。

僕がクラッシクで大好きな曲は・・
◎ベートーベンの前期・後期弦楽四重奏と第九交響曲
◎バッハのフランデンブルグ協奏曲
◎バッハの平均律(ピアノ)
◎モーツワルトのクラリネット五重奏

くらいなもので
あとは、クラッシク楽曲は、正直、平凡・退屈な曲ばかりという印象です。
ショパンにいたっては、かなり俗っぽい感じがします。
クラッシク演奏家が、西洋人の曲ばかり重んじて、なぜ、
日本の曲を演奏したがらないのか?
不思議でなりませんでした。

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これは、ちょっと変わった盃洗でしょう。
江戸時代って、けっこう窯元が思い思いで、作品を造っていたんですね。



なんだか、今出来の盃洗みたいな感じですが、
けして、そうでは、ありません。


ちょっと、南国風なお魚が泳いでいるでしょう。
熱帯魚でしょうかね?
中は、平凡な山水図




この盃洗は、上と足部分を別々に造って、
素焼き焼成後、つなげています。


時代は、江戸後期、文化~天保くらいはあると思います。
直径18センチ・高さ13センチ



洋犬の盃洗

2013年09月21日 18時52分52秒 | 盃洗
だいぶ秋めいて来ましたよね。
中秋の名月も終わって、お彼岸に入ってしまいました。
暑さ寒さも彼岸までと言いますが、
でも、今日はけっこう蒸し暑かった。。(^_^;)

夜の外は、虫の声で、にぎやかですね。

2日前の地震には、ちょっと驚きました。
東日本に住んでいると、
震度4ぐらいの地震でも、1日経つと忘れてしまうくらい
慣れっこになってしまいましたね。(笑)
今年も、竜巻と水害で、散々な年でしたね。
これで、疫病でも流行ったら、平安末期状態でしょうか??

元ケネディ大統領の娘さんが、民間人での初のアメリカ大使として、
就任されることが、話題となっていますが・・
大使初就任のときは、陛下のおられる皇居にご挨拶に伺うのが、
慣例らしいです。

そのとき・・
「お迎えは、馬車にしますか?それともお車にしますか?」

と、日本側が、お尋ねになると、90%の新大使が、
馬車を希望されるそうです。
さっそうと、馬車に乗って皇居へ、ご挨拶に伺うなんて、
いいですよね。(^O^)

でも、その時・・・選択肢として・・日本らしく・・
「お迎えは、馬車にしますか?それともお車にしますか?、
それともお籠にしますか?」

と、選択肢があってしかるべきと思いました。(笑) 
宮内庁の職員や、皇宮警察の方々が、かわりばんこ担ぐなんて、
絵になるとは、思いませんか?

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これは、洋犬紋の盃洗です。


時代は、幕末、おそらく天保期くらいと思われます。



洋犬は、けっこう昔から輸入されており、
交配されて、土佐犬などの先祖になったらしいです。



犬の後ろは、牡丹と太湖石。





皿の後ろは、波紋と龍をイメージした宝珠


江戸後期・天保ごろ、直径17cmほど。






テッセンそれとも桔梗??

2013年05月18日 19時37分20秒 | 盃洗
きょうは、約10年ぶりくらいで、旧友の家を訪ねました。
いつもながら、こぎれいに掃除が行き届いて、
感じのよい家だなぁ。。と、ピンポンを押すと、
「どうぞ」、の声がしました。(^^♪

玄関を開けると、いきなり真っ黒な大型犬が吠えながら、
わたしに抱きついて、きました。
抱きつくと、わたしの顔をペロリ、ペロリ、となめて、
抱きついたまま、しばらく離れようとしません。。
いくら男前のわたくしでも、犬に襲われたのは、始めてです。(笑)
犬でも、わかるのでしょうか???

犬臭いこと、いぬ臭いこと。。家の中も。。

犬そのものは、特に嫌いでも、好きでもないのですが、
犬を飼っている家の人は、きっと匂いにきがつかないんでしょうね。
犬がでかいので、なんだか犬小屋の中に、人間がすんでいるような、
とても不思議な強い匂いが充満していて、
これには、参りました。

家の中で飼うのなら、小型犬か、中型犬をお勧めします。(^.^)
それでも、いくぶん匂いは残るかもしれませんが。
中型犬を家の中で飼っている他の友人宅の
匂いは、それほど、気ならないようなきがしました。(^^♪

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これは、なんの花でしょうか。



桔梗にも、テッセンにも見えます。

シベの様子をみると、もともとは、テッセン花を描いたものかもしれませんね。
ただ、テッセンの一重咲きの基本は花弁が六枚が基本なんです。
調べたら、五弁だと、桔梗になっちゃうんですね。

そういうところが、江戸期のおおらかなところで、
実際にない花を描いた古伊万里は、
けっこう見てきたきがします。(笑)

むしろ、ぎゃくで、写実のように正確な絵は、
江戸期には、好まれなったと聞いたことあります。




明治になると、そういうファジーな絵付けは、少なくなる傾向があるようです。
文明開化で、非科学的な絵は、価値を失ったんでしょうね、きっと。(笑)



江戸後期のころ。
コバルト(呉須)の色と調子をみると、寛政期のようなきがします。
ですから、こんなんでも200年は、経つんでしょうね。(^^♪

  直径12センチほど、



蛸唐草紋盃洗

2012年01月14日 20時44分56秒 | 盃洗
きょう、ぱっとテレビをつけましたら・・・・

アフロヘアーのどうみても50歳がらみの中年のおじさんが、
久保田利伸の唄を歌っていました。
それも、かなり唄がうまい。。。

れれw
この人は、いったい、だれ??
よく聞くと、ちょっと、声が久保田利伸ににも似ているではありませんか?

あぁぁぁ
これは、久保田当人では、ないか”””

          しばらく見ないあいだに、すっかりオッサンに・・

そういえば、かって紅顔の美少年であったも、
いまや、ごく普通のおじさんに。。

というものは、つみなことをするものだなぁ。。と、思う一日であった。(笑)


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蛸唐草紋の盃洗です。



蛸唐草の盃洗は、けっこうありそうで、なかなかないものです。



丁寧な絵付けが、時代を物語っています。



江戸時代後期のころ。
直径14,5cm高さ11cmほど。