そのむかし、滋賀の湖東地方にあった「日本亀文」との銘のある鉄瓶です。
初代の正平の名声は高く、初代の作品はおどろくほどお高いですよね。
初代の正平の名声は高く、初代の作品はおどろくほどお高いですよね。
初代亀文波多野正平は家業の醸造業を継がず、京都の龍文堂四方安平の弟子となり、のちに独立しました。
豪放磊落、風雅を志す文人肌の芸術家で、酒を好み、家計をかえりみることがなかったと言われています。
元治の兵火で家を失い、近江信楽の代官多羅尾氏を頼って身をよせ、のちに日野に移り、
最後には能登川に居を移しました。
それはこの地の山水をたいそう好んだためであると言われています。
いまも鉄瓶・茶釜・火鉢・文房具などは美術品として尊重されているそうです。
豪放磊落、風雅を志す文人肌の芸術家で、酒を好み、家計をかえりみることがなかったと言われています。
元治の兵火で家を失い、近江信楽の代官多羅尾氏を頼って身をよせ、のちに日野に移り、
最後には能登川に居を移しました。
それはこの地の山水をたいそう好んだためであると言われています。
いまも鉄瓶・茶釜・火鉢・文房具などは美術品として尊重されているそうです。
これは、亀文堂としては、最晩期に造られたそうで、昭和に入ってからだそうです。
亀文堂の作品は、蝋鋳型の作品ということで、コストがかかり
昭和の始めに、工房としては閉鎖となったようです。
亀文堂の作品は、蝋鋳型の作品ということで、コストがかかり
昭和の始めに、工房としては閉鎖となったようです。
亀文堂鉄瓶は、人気が高く残存する作品が少ないので、ニセモノも多くあるようです。
これは、信用のおける骨董商からいただいたもので、本物と思っております。
これは、信用のおける骨董商からいただいたもので、本物と思っております。
コピー商品との違いは、蓋の摘みの部分と、ビンの膨らみを横から観たフォルム、
あと、彫刻の厚みが違うようです。
あと、彫刻の厚みが違うようです。
つるまでの高さ約、21cm・最大巾18cm
日頃から、贋伊万里には困ったものだと思いつつ・・
現在、手持ちの贋物も数があまりないので、日記にしづらいのでしたが、
おもしろいサイトを発見しました。
みなさんも一度のぞいて見ては、いかがでしょうか?
私は、5分も観ていたら、気分がわるくなりましたので、全部は見ていません。(笑)
ただちょっと、気になるのは・・
あまり見たことがない構図のは、贋物だといっているものの中で、
確かにUPしているのは、贋伊万里ですが、そうともいえない本物の同じ構図も確認していますので、
見たことない組み合わせが、即、全部贋伊万里ともいえないような気がします。
その2点を、拝借してわたしの日記にUPして見ました。
この波打ち際にウサギの図ですが、手元でこの構図の本物を確認しております。
朝日にウサギは、蛸唐草を抜けば、志田の図録でみたような気がします。
☆あと、窯疵や鉄埃・高台内のケムリ跡の有無だけで、真贋の断定するのは危険です。
あくまで、絵付けで判断することをお奨めします。
あと、手元に現物があれば、釉薬や畳み付きの土味で確認すれば、鬼に金棒でしょう。
◎しかしながら、なかなかよく出来たサイトです。
↓
http://2nd.geocities.jp/gansakubokumetu/
骨董品って、つい、買いすぎてしまいます。(笑)
最初は、2、3点で満足していて眺めて楽しんでいたのですが・・
そのうち、買って来ては、2~3分眺めては、あと段ボールの箱のなかに仕舞いこんでしまっています。
なかには、キズの有無だけ確かめて、ほとんど見ないで、仕舞いこんで忘れてしまうものがあります。
そのうち、買って来ては、2~3分眺めては、あと段ボールの箱のなかに仕舞いこんでしまっています。
なかには、キズの有無だけ確かめて、ほとんど見ないで、仕舞いこんで忘れてしまうものがあります。
明治時代のベロ藍の大皿です。
最初、よいと思って買っても、あんがい直ぐに飽きてしまうものもあります。
この明治のベロ藍が、そのタイプで、このあざとい藍がどうも、しっくり来ません。(笑)
この明治のベロ藍が、そのタイプで、このあざとい藍がどうも、しっくり来ません。(笑)
ただ、この力強い絵付けは、明治期独特のもので、江戸にも現代にもない、素晴らしいものと思います。
ある意味、もう、現在再現不可能な、桃山織部にも比肩しうる、時代独特の絵付けだと思います。
好き嫌いは、別として評価しないわけにはいかない時代性が出ていると思います。
ある意味、もう、現在再現不可能な、桃山織部にも比肩しうる、時代独特の絵付けだと思います。
好き嫌いは、別として評価しないわけにはいかない時代性が出ていると思います。
あまり好きでははいが、評価しない訳にはいかないものってありますよね。
ベートーベンの弦楽四重奏は大好きですが、第九以外の交響曲は嫌いです。
モーツワルトはあまり好きではありませんが、あの才能を評価しないわけにはいきません。(笑)
ベートーベンの弦楽四重奏は大好きですが、第九以外の交響曲は嫌いです。
モーツワルトはあまり好きではありませんが、あの才能を評価しないわけにはいきません。(笑)
漢詩が書いてありますが、調べましたが、よく意味がわかりませんでした。
蘭の香りと墨の香りが、どうのこうの、分かる方いたら教えて下さいね。
蘭の香りと墨の香りが、どうのこうの、分かる方いたら教えて下さいね。
直径、35cm高さ3cm
古伊万里錦花籠手飛龍紋描分輪花鉢(にしきはなかごでひりゅうもんかきわけりんかはち)です。
ちょと長い命名になってしまいました。
ちょと長い命名になってしまいました。
見込みは、人気の花篭手になっています。
飛龍の文様が中と表にの同じ位置に描いてあり、いわゆる『打ち抜き』になっています。
生まれた当時は、高級品だったのでしょう。
おそらく三組あったのかも知れません。
生まれた当時は、高級品だったのでしょう。
おそらく三組あったのかも知れません。
これも現代人には、すこし刺激が強い赤と金・紺藍のコントラストで、お腹いっぱいと言う感じですが、
江戸期という異文化のあくの強い美しさはあるような気がします。
ほとんど未使用で、金彩もよく残っていました。
江戸期という異文化のあくの強い美しさはあるような気がします。
ほとんど未使用で、金彩もよく残っていました。
時代は、幕末くらいでしょうか。
最大直径約、25cm高さ約、11cm
お詫び・(鳳凰かと思いましたが、飛龍の間違えでした)(笑)
高台の写真を忘れていましたので、撮りなおしました。