いま、盛んに話題になっているTPP問題、いったいどうなるんでしょうね。
ただ、よく考えてれば、自由貿易を標榜し、その恩恵を受けて、大きく発展したかに思える米国と日本が
もはや返済不可能と思われるほどの国債残高に苦しんでいます。
儲かっているはずの大国がどうして、借金漬けになるんでしょうか?
自由貿易と国の借金は、いがいに深い関わりがあるように思えてなりません。
それは、いちど貿易で、生活レベルを上げた国民生活と深い関わりがあるのではないでしょうか?
景気不景気は、必ずやってきます。
不景気のときに、なんとかせよと、財界や国民から、強い声が上がってきます。
高度成長で、一度あげた生活レベルを、下げることはできないからです。
その都度、国も借金をしてまで、大規模な景気刺激策を取らざるおえなくなります。
しかしながら、もう昔ほど、国も企業も個人も、お金を稼げなくなっている訳です。
この問題は、いま貿易で、大成長をとげている中国や東南アジアの国々でも、
必ず、将来、起きてくる問題のような気がしてなりません。
TPPは、単純にいえば、各国の思惑は、同床異夢。
多少損する部門もあるかもしれないが、
おらげの国がより他国より、多く儲かると、
採らぬ狸のなんとかを考えているようなフシがあるのではないしょうか。(笑)
その、証拠に、現在の枠組みで、十分儲かっている中国は、
いまのところ、参加を見送っているではありませんか?
ただ、グローバル化された経済は、時代の流れとして、止めようがないでしょう。
中国なのどの大国が参加してくる前に枠組みを構築しておくことが、
日本やアメリカその他のアジアの国益につながることは、言うまでもありませんが・・・・。
関税撤廃は、農業を考えると、いまの日本の為替水準では、かなり難しでしょうね。
いったいどうなるんでしょうね?
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稲束紋のそば猪口です。けっこう人気のあるものです。
ぼくは、このカマ紋が気に入って買いました。
なんだか昔の社会主義国の国旗みたい。(笑)
(ひつじだ)などともいいますよ。
昔の人は、洒落ていますよね。(笑)
時代は、江戸後期のころ。
直径8cm高さ6,5cmほど。