牡丹や菊は、たくさん見ますが、
古伊万里で、さくらの文様って、あんがい少ないですよね。
これは、明治時代の作ではないでしょうか。ひょうたんに桜です。
ひょうたんは、それぞれ、牡丹唐草と青海波という伝統的な文様で埋めています。
ひょうたんは、お酒を意味しているのでしょうから、
このお皿の文様は、たぶんお花見を意味しているのでしょう。
腰高の高台は、明治期に多いタイプとおもいます。
直径約15,5cm×高さ3.2cm
これは、さくらに富士のちょこです。
江戸後期~幕末期は、あるのではないでしょうか。
おっと、うっすらと富士山の上にジカンが写っていまいました(笑)。
江戸期のさくら文様は、おもったより少ないので貴重だとおもいます。
直径約7cm×高さ5cm
あとで、拝見にうかがいますね。
お陰さまで、お花見が、一足はやくできました。
ありがとうございました。(笑)
絵付けのない焼き物は、どちらかというと苦手です(笑)。
ひょうたんは、うすい赤紫とブルーの絵の具で描かれています。
ただ、昔のえのぐで、発色があまりよくなく、全体にグレーがかって見えます。
そう、ぼくも下のちょこの絵付けが気に入っています。
素朴で、力の抜けた絵付けがいいですよね♪
こういう絵付けに、古伊万里の魅力をかんじる、みやまつりであります(笑)。
すっきりとした、デザインが江戸期にはないよいところですね。
赤がアクセントになっていますよね♪
今時分の更新は、やはり桜を意識しますものね。
桜茶とか飲んで、器の中で一歩先ゆく花見がしたい気分ですね~。
楽しみに拝見にいきますね。