古伊万里江戸後期物万歳

古伊万里江戸後期ものの魅力。

若松鶴紋櫛高台皿

2009年11月28日 19時24分51秒 | 古伊万里=染付中皿
なぞのお皿です。

この屋号のような文字は、なんと読むのでしょうか?
山口(やまぐち)と読むのでしょうか。




たぶん昔の特注品でしょう。

山口と読めそうな屋号と、
どことなくコウノトリのような鶴と、若松が描かれております。

よく見ると、若松には根がついており、なにかの縁起をかついだのでしょう。
関東では、門松には根がついておりませんが、根のついた松を飾る地方もあるようです。




実際に、江戸時代、コウノトリのことを鶴と呼んでいたことが、あったそうです。




櫛高台ですが、もとより鍋島ではありません。
非常に珍しいものです。




  直径約25センチ   江戸後期のころ


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14 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
アレックスさん。 (宮松里(みやまつり))
2009-12-01 18:42:00
ほんとう、中国人が作った中国の贋物は、さっぱりわかりません。
あfらら・・・
始皇帝の半両ですか、それも珍しいものですね。。
ちょっと、見てみたいです。
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アレックスさん。 (宮松里(みやまつり))
2009-12-01 20:19:00
おお!
それは楽しみ、ぜひその節は、お知らせくださいね。。(^^♪
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お配りものに特注された品物みたいですね (hana)
2009-12-02 00:49:00
松と鶴かと思えばコウノトリですか
この組み合わせも縁起物なんでしょうか?
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母屋さん。 (宮松里(みやまつり))
2009-12-02 04:58:00
あらら!!
すごい親切ではなくて、新説ですね・・。(笑)
あんがい、そんなとこかもしれませんね。(笑)
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母屋さん。 (宮松里(みやまつり))
2009-12-02 05:17:00
そうどすなぁ。
山口家と鍋島家の婚礼の記念品かも知れへんなぁ。。。
ひょっとして、母屋さんのご親戚?(笑)
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幸磨ちゃん。 (宮松里(みやまつり))
2009-12-02 05:31:00
うん。ありがとう。
これは、天然物のコバルトで描いてありますが、江戸も後期になると、
中国から、純度の高いものが輸入されてきたみたいだね。。
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はなさん。 (宮松里(みやまつり))
2009-12-02 05:37:00
ここのブログでは、その話題で盛り上がっていますが、
実際はどうかまだ確信はもてていません。(笑)

江戸時代の人は、実際にコウノトリを鶴と思い込んで、鶴と言って描いていたようです。
ですから鶴と松の紋ということになります。
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No title (母屋)
2009-12-02 11:48:00
私は橋本のトウちゃんの前は鈴木。あれから帰宅後 [風呂]。-_-。)ノ⌒ ∽ポイッ ブラジャー♪イイユダナ♪(o-∀-)~~~アハハン♪♪に入りながら考えたんだけど商家に婿養子に来て長女の子供が出来て皿を配ったのかな?でも山口家が鍋島家に発注となる可能性の方が。じゃ無いと鍋島さん身体幾つあっても足りないもんなぁ・・・。
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No title (母屋)
2009-12-02 12:28:00
松に鶴の構図であるが、鶴は足の指のしくみや体重などで、松に乗ることは不可能である。実際に松に乗っていたのは実は「コウノトリ」とされているが、昔の画家がコウノトリを見て鶴と勘違いしたと考えられる。→記事書きました (♛ฺܫ♛ฺ)覗いて観てね!
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母屋さん。 (宮松里(みやまつり))
2009-12-02 19:13:00
おお!興味深い新説ですね。(笑)
一枚の皿で、そこまで見通せる力がすごい。。(笑)
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母屋さん。 (宮松里(みやまつり))
2009-12-02 19:14:00
はい、トラバありがとう♪
あとで、うかがいますね。。
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こんばんは^^ なるほど~^^純なコバルトっすか^^ (橘朝臣幸麿)
2009-12-03 21:35:00
質が良いのですね~^^
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幸磨ちゃん。 (宮松里(みやまつり))
2009-12-04 19:03:00
あはは・・・

質がよいのは、僕と幸磨ちゃんの絵のようですね。。。(笑)
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西瓜堂さん。 (宮松里(みやまつり))
2009-12-06 22:26:00
はい。乾隆帝の乾です。
ありがとうございます。
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