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柳家小さんの芸道について

2014年11月18日 | 小説・映画等に出てくる「たばこ」
◯ 五代目柳家小さん・粟津要の対談本を読み終えました。噺家面白話、芸談義、お酒、食談義が楽しく、思わず吹き出してしまうぐらい笑えました。詩吟のお稽古や心構えにも通じるところがあり、「なるほど、自分も気をつけなくては!」とか、「芸能の道はこれほどにも奥が深いものなのか!」と痛感させられました。

◯ すぐにもう一度読み直そうと思わせてくれる、自分にとっての必読書のような予感がしました。ちなみに、本書の中でお酒の話題は多々みられますが、たばこが出てくるのは96ページの次の一か所だけでした。
▼ 三代目の師匠は、たばこを吸うとこは、こんなふうにして、あんなふうにして、って、ちゃんと教えてくれたわけですよ。だから、そういうときに、気の長いほうは、こういう気分でしゃべらなくていけない、気の短いやつは、こういう気持ちでしゃべらなくちゃいけない、というようなことを教えてくれるだけです▼
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