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ブランディングの第一人者について

2021年04月08日 | O60→70(オーバー70歳)

先日のテレ東「カンブリア宮殿」は、「目に触れるもの全てがメディアである/業績アップ請負人!」佐藤可士和さんが登場した。


ユニクロのロゴ、セブンイレブンのプライベートブランド、Rakutenのロゴなど、可士和さんの仕事は街に溢れている。


今回の放送では、コロナ禍でも釣具メーカーからアパレルメーカーへの転換に成功したダイワと、さらなる世界展開に向けロゴから制服、領収書まで一新した回転寿司の「くら寿司」が紹介された。


くら寿司は、すでに世界進出を果たしているが、各国で異なるロゴを江戸文字に統一し、エプロンから領収書に至るまで、お客さんと従業員が一目でわかるロゴの変更した。


ダイワからの要請を受け、可士和さんは社員へのヒアリングを通じて、企業価値の探索した結果「ダイワテクノロジー」であると確信し、ロゴの力で企業を劇的に変えた。その理由はロゴの耐久性であり、小さなものから大きなものまで、均一のイメージ、時代が経ても保てるロゴを半年で作り上げた。


そもそも、可士和さんはホンダのスタップワゴンの広告キャンペーンからTポイントト、Rakuten、今治タオルまで、ロゴを含めた広告戦略で成功を収め、失敗したことがないそうだ。


子どもの頃から直線と原色が好きで、「直線は自然界になく、すこぶる人間的なもの。マンガを模写して、先生と呼ばれた小学生時代」も紹介された。

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赤緑色弱という問題について

2021年04月08日 | O60→70(オーバー70歳)
僕は53年前、高校進学の進路相談で福島県立塙高等学校の「電気科」を第1志望、「機械科」を第2志望と記載して提出した。
しかし、担当教諭から「ペーパーテストは受かるだろうが、色覚検査で落とされるよ。電気や機械には色違いの配線があり、君のような色弱だと仕事にならないでしょう。仮に高校を卒業しても、電気や自動車などの会社には就職できないよ」と指導され、「たしかにそうだよな」と落胆したのである。
やむなく、福島県立棚倉高等学校の「普通科」に入学し、迷走の中で3年間を過ごしたのだが、またしても高校2年生の進路相談で、「赤緑色弱」の壁が立ちはだかった。
通信教育で好きだったレタリングとイラストの勉強をしていたので、デザインの専門学校を志望したのであるが、進路指導の先生に「色覚検査で無理だな」と断言された。
そこで、次善の策として「料理」の専門学校を志望したのだが、これまた「君、ねぇ、たとえば和食屋さんで刺身の鮮度が区別できないでしょう。洋食屋さんだって、料理の色合いが大事だし、色弱では盛り付けにも支障が出ると思うよ」という理由で、諦めざるを得なかった。
ちなみに、平成5年頃から色覚異常による進学や就職での壁はなくなったようだ。
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