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「いねむり先生」とたばこ(その1)

2025年02月10日 | 小説・映画等に出てくる「たばこ」
伊集院静著「いねむり先生」(2011年4月10日第1冊発行、株式会社集英社発行、定価1600円)を読みました。
本書の中からたばこに関する記述を抜き書きしてみました。私が何年も続けているライフワークです。
本書のページ数を記し、たばこのシーンを拾っていきたいと思います。

その前に、巻頭の4行をご紹介させていただきます

その人が
眠っているところを見かけたら
どうか やさしくして欲しい
その人は ボクの大切な先生だから

6ページ
Kさんは笑ってタバコに火を点けた。
煙が窓の月に重なるように流れていた。

18ページ
先生が立ち止まった。じっと相手の男を見ている。男がくぐもった声で何事かを言った。先生がKさんに先に行くようにうながした。Kさんはうなずいてボクを手招きし、小声で、様子を見てくれ、と言った。ボクはニ人の数メートル先で立ち止まり、煙草を出してくわえた(つづく)



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