たばこの気持ち

百貨店の不振、タスポ効果によるコンビニの好調、大手スーパーの閉店や大型店の出店中止など、小売業界の激変が続いています。モール形式の展開がすすみ、モール内には立派な喫煙ルームが設置されるようになりました。

一方、投資を伴う喫煙ルームの新設などについては、とりあえず入口付近にスタンド灰皿を設置しながら、様子見をしている店舗も多かったのですが、徐々に禁煙化するお店も増えてきました。たばこ好きな自分にとって、あと２～３年したらと考えると、ゾッとします。

＊　仙台の繁華街の天井にある横断幕です！

昨年末あたりから、最寄り駅までの歩行喫煙を再開するようになりました。ちょっと反省はしているのですが、とにかく栃木の自宅から東京の職場まで、約１時間４５分ほど、たばこを吸う機会がほとんどなくなり、「朝も早いことだら、これぐらいいいよな」と、歩きながらたばこを吸うようになりました。

外の空気に触れながらたばこを吸うのは、やはり室内で吸うよりも美味しく感じられますので、なかなか止められません。もちろん、吸い殻のポイ捨てはしていませんが、近いうちに歩きたばこを止めようと思っています。悪い習慣であることには間違いないのですからね。

去年の阪神タイガーは後半戦に大失速し、セ・リーグ優勝を逃しました。今シーズンに入っても、その流れそのままに、Ｂクラス定着を予感させるような連敗続きです。残念ながら、今日も負けてしまいました。僅差での敗戦が多いのは、監督・コーチ陣と選手間での息が合っていないのでしょうね。

ずっと以前から、自分の調子と阪神タイガースの調子がシンクロしている、と感じていた私にとって、「なるほど、そうか！」と符号する面もあり、ちょっと複雑な気持ちなのです。私が元気なれば、阪神タイガースも元気になる、かも知れないとは思いつつ、阪神タイガーズにもう少し頑張って欲しい、と願っています。勝ってくれると、寝る前と寝起きの一服がおいしのに…。

★　週末には、健康のことも考えて、必ずゴルフの練習場へ行くようにしています。定額制の打ち放題なので、これからの季節、１時間も打てば汗だくになるほど、いい運動になります。

★　練習の合い間の　○ 0 o o ―y(￣◇￣)　が、たまらなく美味しく感じます。オープンスペースで、誰に気兼ねすることもなく、たばこが吸える場所はめっきり少なくなっています。ここまで禁煙になったら、と考えないようにしています。

★　３月中旬から巣鴨の詩吟教室へ顔を出せず、本日２か月ぶりに行ってきました。そこで、びっくりしたのは、たばこの吸える場所がなくなってしまったことです。それまでは、巣鴨駅のホーム端に喫煙コーナーがありました。しかし、４月１日からＪＲ東日本による首都圏ホームの全面禁煙化が実施されました。

★　駅の改札口を出て、雑居ビル入り口にスタンド灰皿があったので、そこへ行きましたが撤去されていました。ついに、田町駅から詩吟教室の会場（そこも禁煙です）まで、まったく喫煙場所がなくなっていたのです。帰路、やっと東北新幹線上野駅構内にある喫煙室で一服することができ、「やれやれ、大変な世の中になったものだ」とため息が出てしまいました。

★　先月下旬に、亡き義父の法事がございました。お寺の上がり口の良寛作の句碑に見入ってしまいました。「焚くほどは　風がもてくる　落葉かな」という句に、自らの心境を重ね合わせてみました。

★　句碑の正面に簡易喫煙所があったので、句碑のそばで一服してから、霧雨の中、空き缶を利用した灰皿に吸い殻を捨ててきました。良寛さんは「世を捨て、欲を捨てなければ、物事の本質は見えてこない」と考えていたようですが、この句にはまさに済んだ心でなければ、決して見えない心境が見事に表現されていると思いました。

昨今、たばこを吸うということは、経済的な負担はもとより、精神的な試練を伴います。周囲の人たち、親族までもが禁煙を奨励してきます。喫煙できる場所も急激にせばめられ、喫煙機会が減ってきました。

お財布的には、喫煙本数が減っているので、たばこの吸い過ぎによる出費を抑えられますが、「気兼ねなくたばこを吸える場所が少なくっている」というストレスは、最近とくに感じさせられます。ここは、カメのように、じっとがまんの時期ということなのでしょうか。

★　前回に続き「小岩周辺」の話題です。スーパーの裏口にあるスタンド灰皿なのですが、店内は禁煙、この自転車置き場に隣接した場所は、「喫煙所ではありません」と表示してあり、吸い殻をここへ捨てて下さいと書いてありました。

★　私なりに解釈すると、ここは公共の場所なので喫煙する場所はございません、でも、吸いかけのたばこがあって捨てる場所に困った場合にのみ、このスタンド灰皿を使っていいですよ、ということになります。もし、お客様からの多数の苦情等があれば、このスタンド灰皿も撤去します、ということを暗示しているようでした。お店の苦心の跡が伺えます。どうぞ、より長い期間にわたり現状を維持して欲しいと願っています。

★　ラーメン二郎小岩店で「小豚ラーメン」をカミさんと食べました。まずは恒例の行列に並びました。お店の入口にスタンド灰皿が設置されていました。結果的に、カミさんは半ラーメンで十分でした。「小豚ラーメン」のチャーシューの量にびっくりしました。

★　実は私もこれまで、ラーメン二郎本店、旧虎ノ門店で「ラーメン」しか食べていませんでした（大盛りは一度トライ、食後４時間ぐらい満腹感がつづき、つらい想いをしたことがあります）。５５歳にもなると、私も半ラーメンで良かった気がしたほどです。相変わらずの人気店であることには間違いありませんね。