ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

今日も近場に、ご近所さんと~和泉ワンコイン寄席

2008-11-15 08:25:01 | 和泉ワンコイン&笑福亭伯枝
今日は和泉中央での、和泉ワンコイン寄席ヘ。
ご近所のU野さんとご一緒に・・・・・参加。

家から10分・・・(浪切ホール、和泉南部リージョンセンター)と
今日の和泉シティセンターで、なんと三回連続、近場でっせ。
会がこれからも継続されますよう、優先的に応援しなければ。


一、笑福亭喬若・・・・・・・・・・・「手水廻し」

最初は二番目の予定だが、トップバッターで、高座ヘ。
落語の説明、扇子、手拭、見台、膝隠し・・そして小咄。
でもこの会、もう45回目でっせ。

「鳩が何かおとしたで。」、「隣に囲いができたで」
と進めながら、カムカム。今日の喬若さん、おかしい。

早く、本来のマクラヘと思っていると、
「長崎の諫早地区のご出身の方おられますか」
「ちりとてちん」と思いきや、長崎では「ある」事を、「ない」と
「鉄砲勇助」か・・・・。信州では、おはぎの事を・・半・・・。
しやべりがとまってしまった。・・・・いや、蕎麦の事を手打ちと・・・。

順序は間違い、生気なしのメロメロのこんな喬若さん・・初めて。
風邪でもひいているのか精彩無し。

地方へ行くと、土地それぞれに言葉が違って・・・「手水廻し」ヘと。
でも、長頭を廻すシーンでも、頭を廻すのもしんどそう。

今、左手を顎へ、右手をいっぱい伸ばして長頭を表す人が
多い中で、手の演出、一切無く。
慣れている私には、中頭にしか見えず、
期待している喬若さんだけに、不完全燃焼の一席でした。

まあ、体調悪い、こんな日もありますな。


二、笑福亭風喬・・・・・・・・・・・「堪忍袋」

喬若兄さんとは、同じ年の入門。
二人とも、今年結婚の新婚で、本当かどうか
朝七時に起きて、毎朝、朝ご飯と弁当作っています。
いたって、規則正しい生活送っています。

噺は、「堪忍袋」・・・夫婦のチョットした・・掛け違い。
「弁当」のおかずで揉める、お咲さんと、留さん。
でも、今の世の中、弁当作ってもらえるだけでも
ありがたいのに。

でも、このサゲ「くそババ、死ね」で死ぬと思いきや、
「元気になりよった」と・・・。

夫婦間も揉めますが、嫁と姑もなかなかのものですな。

でも、元気溌剌、声も大きく、骨太の笑福亭は、健在。
しっかり演じた風喬さん、出来は一番でおましたで。


三、笑福亭福輔・・・・・・・・・・・「酒の粕」

マクラで、酒の話をウダウダと。
六代目は案外、酒は嫌いかも。酒飲と世間から思われていたので
外では、それなりに飲んでいたが、家では普段一切飲まなかった。
その代わり、奥さんのあーちゃんが毎晩、ご晩酌を。

噺は「酒の粕」、笑福亭の酒の話の割には、もう少し
下戸の主人公が、酔ったさま、酔ったおもしろさが欲しい。

何か気の抜けた搾りカス「酒の粕」状態で、おましたで。

ああ、笑福亭は、もっと豪快に酔って欲しいですなぁ。

和泉ワンコイン寄席
2008年11月15日(土)午後3;00~
和泉シティプラザ 4階


一、笑福亭喬若・・・・・・・・・・・「手水廻し」
二、笑福亭風喬・・・・・・・・・・・「堪忍袋」
三、笑福亭福輔・・・・・・・・・・・「酒の粕」

08-64
コメント
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