・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・質屋寄席・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今日は心斎橋での、落語会。
こごろう、遊喬、坊枝さんと聴きたい人ばかり。
さて、演目は何。決まって無いだけに、期待も膨らむ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
大阪質屋協同組合の5階で、質屋のイメージアップの為の落語会
パンプレットには、・・・今後とも質屋を宜しくお願い致しますと。
質屋のイメージ払拭の為の落語会なので一言。
質屋イコール、金に困っている。生活苦であるのイメージ。
リサイクルSHOPはエコ、モノを大事に、大切にという
若い子の遊ぶ為の資金づくりだが、いらない物の、有効活用。、
内容は一緒でも、エライ違いでおますな。
席は約100名、一回目は、質屋にちなんで780円の破格値。
150名入ったが、今回は前売りでも倍の1500円に。
やはり、客は正直か。でもこれが市場価格ですが。
まあ、次回に客数が増えるかどうかは、
中身が価値あるか否かですな。・・・・実はGOOでおましたで。
一、露の団姫・・・・・・・・・・・・・・・「子ほめ」
なぜか、出て来るなり、落語の基本の話。
今まで、生の落語を聴いた事のある方、ない方。
小噺、その①、その②、その③とお決まりの導入部分なのか
質屋寄席と質屋の協会の寄合と思ったのか、
今日のメンバーを見て、落語好きが集まったのに。
なぜか、違和感いっぱいで・・客席なぜか馴染めないまま。
「只の酒、呑ませてと」、昨日に続いて「子ほめ」。
鶴二さんで聴いた後だけに、台詞は同じだが
笑いが取れない。なぜ、台詞の間、感情移入が違うのか。
落語の世界に、入り込めるか、込めないかの違いか・・・。
なぜ・・・は、私には解りません・
二、桂こごろう・・・・・・・・・・・・・「へっつい盗人」
質屋のお客様の集まりと聞いて・・
電気屋のお客様、新聞屋のお客様とかヘよく行きますが
今日は質屋のお客様。・・笑うてるそんな余裕あるのんかと
思って来ましたが、今日のお客様見てると多少違うか・・・。
演目は、「へっつい盗人」・・面白いが、こごろうさんヘの期待が
私なりにエスカレートしているのか、あっさりめで物足りない。
ただし、盗みに出てからは、エンジン全開。
アホの笑う顔の表情がよい。
夜出直して来る時から、遠足みたいにうれしくなってきたと、
説明しているので、脳天気が自然で、おもしろい。
三輪車のラッパの音、プップ、もあり。・・・嬉しい。
でも最後は、へっついを持ち上げる際に、
おならを・・「プー」・・「あんたもかいな」
何とも途中でのサゲで・・・でんでんとさがる。
三、桂福車・・・・・・・・・・・・・・・・・「一眼国」
昔は縁日なんぞで、見世物小屋とかがありましたな。
落語では、軽業で、「、一間の大イタチ」と騙されますが、
騙されると解っていても、入りたくなるのが、口上。
大阪は最後は、桜ノ宮の造幣局の桜の通り抜けの時に
あったか。・・・「親の因果が、子に酬い」
花ちゃんやー ・・・・・・ほとんど、花ちゃん。
最後のオチは、見世物にしようと、
一つ目小僧を捕まえに行って、捕まってしまい
実は其処は、一つ目の国で、反対に見世物になる。
枝雀さんのSR落語に、
男「ええ、犬が喋る、そんな事ありえへん」
犬「ごちゃごちゃ言わんと、影になって寒いからそこどいてくれ」
男「ええ、犬が喋りよる、お前人間の言葉喋れるんか」
子供「お父ちゃん見てみ、さっきからあのおっちゃん、
・・・・ワンワン、言うてるで」と言うのがありますが、
狸賽の子狸の「恩を返さなんだら、人間も一緒や」と
レギュラーがイレギュラー、常識が非常識と同じパターン。
「一眼国」、初めて聞いて、題の訳、ようやく解りましたわ。
福車さん、誰もやらん珍しい話、ありがとさんです。
四、笑福亭遊喬・・・・・・・・・・・・・「堪忍袋」
遊喬の得意ネタ。
でも、今日はいつもより、テンション高めか。
最初に、おかみさんが感情高ぶって、せりふを噛みだすと
更に、くずれかけながら、エスカレートして感情高ぶる。
これがまた、この噺にピッタリ。
今日は塩昆布、「ふじっこの塩昆布」と四~五回連呼。
長屋夫婦で、決して「神宗の塩昆布」ではありませんでしたが。
噛めば、噛むほど熱演になる、遊喬さん。
上手い事、ええ噺、得意ネタにしましたなぁ。
五、桂坊枝・・・・・・・・・・・・・・・・・「火焔太鼓」
江戸落語のネタだが、見事、動きのある上方落語に変身。
金300両と聞いて、からだ全身で驚きと喜びを表す。
坊枝さん、前回の「天王寺詣り」に続いて、感動の一席。
上手い。嫌味が無い。ど迫力。力でねじ伏せる。
それでいて、こまやか。
笑福亭と枝雀さんの中間に位置する、
文枝系のはんなりを微塵も感じさせない。骨太の落語。
私、こんなの、ほん、好きですな。
まあ、前回の780円の超お買得では無いですが、
今回価格相応の、充実の2時間半、価値ある落語会でした。
第二回・質屋寄席
2008年12月14日(日)午後3;00開演
大質ビル・5階
一、露の団姫・・・・・・・・・・・・・・・「子ほめ」
二、桂こごろう・・・・・・・・・・・・・「へっつい盗人」
三、桂福車・・・・・・・・・・・・・・・・・「一眼国」
中入
四、笑福亭遊喬・・・・・・・・・・・・・「堪忍袋」
五、桂坊枝・・・・・・・・・・・・・・・・・「火焔太鼓」
08-74
今日は心斎橋での、落語会。
こごろう、遊喬、坊枝さんと聴きたい人ばかり。
さて、演目は何。決まって無いだけに、期待も膨らむ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
大阪質屋協同組合の5階で、質屋のイメージアップの為の落語会
パンプレットには、・・・今後とも質屋を宜しくお願い致しますと。
質屋のイメージ払拭の為の落語会なので一言。
質屋イコール、金に困っている。生活苦であるのイメージ。
リサイクルSHOPはエコ、モノを大事に、大切にという
若い子の遊ぶ為の資金づくりだが、いらない物の、有効活用。、
内容は一緒でも、エライ違いでおますな。
席は約100名、一回目は、質屋にちなんで780円の破格値。
150名入ったが、今回は前売りでも倍の1500円に。
やはり、客は正直か。でもこれが市場価格ですが。
まあ、次回に客数が増えるかどうかは、
中身が価値あるか否かですな。・・・・実はGOOでおましたで。
一、露の団姫・・・・・・・・・・・・・・・「子ほめ」
なぜか、出て来るなり、落語の基本の話。
今まで、生の落語を聴いた事のある方、ない方。
小噺、その①、その②、その③とお決まりの導入部分なのか
質屋寄席と質屋の協会の寄合と思ったのか、
今日のメンバーを見て、落語好きが集まったのに。
なぜか、違和感いっぱいで・・客席なぜか馴染めないまま。
「只の酒、呑ませてと」、昨日に続いて「子ほめ」。
鶴二さんで聴いた後だけに、台詞は同じだが
笑いが取れない。なぜ、台詞の間、感情移入が違うのか。
落語の世界に、入り込めるか、込めないかの違いか・・・。
なぜ・・・は、私には解りません・
二、桂こごろう・・・・・・・・・・・・・「へっつい盗人」
質屋のお客様の集まりと聞いて・・
電気屋のお客様、新聞屋のお客様とかヘよく行きますが
今日は質屋のお客様。・・笑うてるそんな余裕あるのんかと
思って来ましたが、今日のお客様見てると多少違うか・・・。
演目は、「へっつい盗人」・・面白いが、こごろうさんヘの期待が
私なりにエスカレートしているのか、あっさりめで物足りない。
ただし、盗みに出てからは、エンジン全開。
アホの笑う顔の表情がよい。
夜出直して来る時から、遠足みたいにうれしくなってきたと、
説明しているので、脳天気が自然で、おもしろい。
三輪車のラッパの音、プップ、もあり。・・・嬉しい。
でも最後は、へっついを持ち上げる際に、
おならを・・「プー」・・「あんたもかいな」
何とも途中でのサゲで・・・でんでんとさがる。
三、桂福車・・・・・・・・・・・・・・・・・「一眼国」
昔は縁日なんぞで、見世物小屋とかがありましたな。
落語では、軽業で、「、一間の大イタチ」と騙されますが、
騙されると解っていても、入りたくなるのが、口上。
大阪は最後は、桜ノ宮の造幣局の桜の通り抜けの時に
あったか。・・・「親の因果が、子に酬い」
花ちゃんやー ・・・・・・ほとんど、花ちゃん。
最後のオチは、見世物にしようと、
一つ目小僧を捕まえに行って、捕まってしまい
実は其処は、一つ目の国で、反対に見世物になる。
枝雀さんのSR落語に、
男「ええ、犬が喋る、そんな事ありえへん」
犬「ごちゃごちゃ言わんと、影になって寒いからそこどいてくれ」
男「ええ、犬が喋りよる、お前人間の言葉喋れるんか」
子供「お父ちゃん見てみ、さっきからあのおっちゃん、
・・・・ワンワン、言うてるで」と言うのがありますが、
狸賽の子狸の「恩を返さなんだら、人間も一緒や」と
レギュラーがイレギュラー、常識が非常識と同じパターン。
「一眼国」、初めて聞いて、題の訳、ようやく解りましたわ。
福車さん、誰もやらん珍しい話、ありがとさんです。
四、笑福亭遊喬・・・・・・・・・・・・・「堪忍袋」
遊喬の得意ネタ。
でも、今日はいつもより、テンション高めか。
最初に、おかみさんが感情高ぶって、せりふを噛みだすと
更に、くずれかけながら、エスカレートして感情高ぶる。
これがまた、この噺にピッタリ。
今日は塩昆布、「ふじっこの塩昆布」と四~五回連呼。
長屋夫婦で、決して「神宗の塩昆布」ではありませんでしたが。
噛めば、噛むほど熱演になる、遊喬さん。
上手い事、ええ噺、得意ネタにしましたなぁ。
五、桂坊枝・・・・・・・・・・・・・・・・・「火焔太鼓」
江戸落語のネタだが、見事、動きのある上方落語に変身。
金300両と聞いて、からだ全身で驚きと喜びを表す。
坊枝さん、前回の「天王寺詣り」に続いて、感動の一席。
上手い。嫌味が無い。ど迫力。力でねじ伏せる。
それでいて、こまやか。
笑福亭と枝雀さんの中間に位置する、
文枝系のはんなりを微塵も感じさせない。骨太の落語。
私、こんなの、ほん、好きですな。
まあ、前回の780円の超お買得では無いですが、
今回価格相応の、充実の2時間半、価値ある落語会でした。
第二回・質屋寄席
2008年12月14日(日)午後3;00開演
大質ビル・5階
一、露の団姫・・・・・・・・・・・・・・・「子ほめ」
二、桂こごろう・・・・・・・・・・・・・「へっつい盗人」
三、桂福車・・・・・・・・・・・・・・・・・「一眼国」
中入
四、笑福亭遊喬・・・・・・・・・・・・・「堪忍袋」
五、桂坊枝・・・・・・・・・・・・・・・・・「火焔太鼓」
08-74