必死のパッチ
桂雀々
幻冬舎・1300円
☆☆
「いやぁ・・・アンタ、ほんまに、オカンか」
「よう言わんわ、お母ちゃんの顔、忘れてしもたんか」と、
母親との出会いではじまり。
最後は、
「雀ちゃん、ほなまた来るわ」
「雀ちゃんと・・呼ぶな」と
自分で名付けた息子の名前を呼べずに帰って行ったと。
間の、190ページは悲惨な境遇のなかでの、
落語家雀々さんの誕生のはなしだが・・・。
この本、雀々、いや「こうちゃん」と呼ばれたいという
母に甘える、幼子の、ラブレターである。
「オカンは、オカン」。
桂雀々
幻冬舎・1300円
☆☆
「いやぁ・・・アンタ、ほんまに、オカンか」
「よう言わんわ、お母ちゃんの顔、忘れてしもたんか」と、
母親との出会いではじまり。
最後は、
「雀ちゃん、ほなまた来るわ」
「雀ちゃんと・・呼ぶな」と
自分で名付けた息子の名前を呼べずに帰って行ったと。
間の、190ページは悲惨な境遇のなかでの、
落語家雀々さんの誕生のはなしだが・・・。
この本、雀々、いや「こうちゃん」と呼ばれたいという
母に甘える、幼子の、ラブレターである。
「オカンは、オカン」。