![]() | 向田邦子の青春―写真とエッセイで綴る姉の素顔 (文春文庫) |
クリエーター情報なし | |
文藝春秋 |
☆☆
写真とエッセイで綴る姉の素顔と題して、妹さんの向田和子さんが編集した本。
この数々の写真が向田邦子の生き様、瞳の向こうにある意思の強さを感じる。
どの写真もポートレートのごとくポーズをとっている、体、顔は必ず斜めか横で
たまに視線だけが、カメラを通してこちらを見ている。
姉はシャイな人だったと、
重大なことは、歩きながら言った。
自分のことはポツリ、ポツリと、ことが終わった後に話した。
そして、本当のこと、重大なことはサラリと言った・・・と。
写真を見ていても、シャイな部分と意志の強さの両面が感じとれる。
そして、20代は「クロちゃん」、と呼ばれたぐらい黒の服ばかりを着用し、
シンプルながらバランス良く、微妙なところが決まっていて、お洒落。
「映画ストーリ―」の秘書、編集者時代のショートの髪型は、私はとっても好き。
見ればみるほど向田邦子の魅力が溢れでてくる写真ばかりだが、
すべてにポーズが取られており、ほんとうの素顔の向田邦子はいかがだったのか
更に興味が深まる写真集でおますな・・・・。
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