![]() | 野蛮な読書 |
クリエーター情報なし | |
集英社 |
☆☆☆☆☆
最高の書評本。
旅行に持っていく本、ハンバーガーショップで読む本。
紀行文なのか、本を読む作者の周りの風景がと思いきや、
一度ページをめくれば、本にどっぷり集中する。
上手な噺家さんがマクラのはなしから本題に入っていくように、
本の紹介に自然に導かれる。
私たちが日常、車内で読むときなど、ふとページを閉じて窓の外を見たり、
目を閉じて車内放送を彷徨う気持ちで聞いていたり・・・・
そんな普段読んでいる様をありのままに書き綴ってくれる。
それでいて、いつのまにか、103冊もの本を紹介。
その本に相応しい、シチュエーションって何。
そんな、朝にはZelenkaのSonata、昼はStamitzのClarinetConcerto,
夜はBrahmsのClarinetSonataと音楽でもこだわって聴いていると、
本まで、朝昼晩で読みかえなければと、そんな気にさせる「野蛮な読書」。
一冊の本を大事に読む・・・・帯で皆さんがおっしゃっていられるように、
再読のススメ・・・・まさにこれまた再読・・間違いなしの本、
必ず買って手元に置かれることをお奨めいたします。
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