
道頓堀角座
少しでも落語ファンを増やそうと、グループ会社の方をお誘いして角座へ。
開場前に着いたのですが、待ち時間その5分の寒いこと、長いこと。
でも、その横には野外でそして立って飲み食いしている“俺たちのイタリアン”の店。
この寒い季節、どなたさんも大変ですな・・・・。
幕が開くと最初に、ラジオで“ラジ関寄席”の進行役の小川恵理子さんが登場。
今月誕生月とのことで、舞台の小川さんへファンの方からお酒のプレゼント。
そして、お誕生月いうことで、今日お越しになっている方で2月生まれの方に
来月の“ラジ関寄席”のペアチケットをプレゼント・・・
三名おられました、実は私、その中の一人、ラッキー。
一、桂咲之輔・・・・・・・・・・「平林」
咲之輔さんの六年前の初高座に近い時に聞いたのも、この「平林」、進歩ですな。
大師匠の三代目春団治師匠の言い回しが随所に感じるのは、やはり一門。
旦那さんなんかは年を取りすぎているぐらい落ち着いており、
逆に定吉はかわいさが薄れている・・・様な。
あと、2、3年すると、咲之輔さんの味付けができてくるんでしょうな。
ほんま、若手の進歩にはが離せませんでおます。
二、桂福矢・・・・・・・・・・・・「手水廻し」
斜めに構えた福矢さんらしさが少なく、おとなしめの「手水廻し」
マクラでの方言の小噺をふりながら、田舎言葉も少なく
長頭を回すところもおとなし目。
田舎味の松喬さんや、雀々さんの強烈な長頭回しが頭の隅にあって・・・
その中間は、いずれにしても印象が薄くなりますな・・・。
三、桂一蝶・・・・・・・・・・・・「昭和任侠伝」
この前の、今の三代目の春蝶さんの「昭和任侠伝」を聴いたとき、
先代の二代目春蝶さんのが懐かしく、おもしろかったと想い出に残っていたのに、
今日の、一蝶さんのは、先代春蝶さんのとセリフ廻しはほぼ同じ、
でもおもしろさは半分。
先代の、噺の構成が楽しいのではなく、やはり噺っぷりが・・・・
噺家としての噺っぷりが上手というのを・・・・ああ、再確認。
失礼ながら、今日の「昭和任侠伝」は、懐かしさはありながら、一蝶一短でおました。
四、桂福楽・・・・・・・・・・・・「煮売屋」
“大当たり”、良かったですな。福楽さんの「煮売屋」。
久しぶりの衝撃、噺の変化球に、笑いのセンスが満載。
今回、福楽さんの高座は二回目なんですが、
今迄、何をしていたのやら、後悔・・・・でいっぱい。
早く、他の噺も聴きたい・・・。
3月28日は東京だし、2月28日は月末で都合はつくだろうか・・。
今年は、何をさておいても、福楽さんの落語・・・・聴くぞ。
五、森乃福郎・・・・・・・・・・「転失気」
森乃福郎さんのおとなしめの「転失気」。
京都のお方は、お上品で、おならの噺も「スゥ―」。
なんとも、つかみどころのない福郎さんの「おなら」いや、「転失気」でおました。
次回のメンバーは、どなたなんでしょう・・・。
今回は、春団治一門だけに、笑福亭だっしゃろか・・・。
第6回・大爆笑・ラジ関寄席
2014年2月10日(月)午後7:00開演
道頓堀角座
一、桂咲之輔・・・・・・・・・・「平林」
二、桂福矢・・・・・・・・・・・・「手水廻し」
三、桂一蝶・・・・・・・・・・・・「昭和任侠伝」
仲入り
四、桂福楽・・・・・・・・・・・・「煮売屋」
五、森乃福郎・・・・・・・・・・「転失気」
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