ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

最低で最高の本屋~松浦弥太郎

2014-04-12 23:04:00 | 本の少し
最低で最高の本屋 (集英社文庫)
クリエーター情報なし
集英社

☆☆☆☆

好きな、松浦弥太郎さんの本。

最近の松浦さんの本は、字も大きく、内容もちょぴり少なめ。
この本は、最初2003年に単行本として出版されたもの。

作者の、初期の全力投球した本は、どなたのも読み応えがある。

これもしかり、著者が授業に違和感を感じていた高校時代から、
レイモンド・マンゴーの「就職しないで生きるには」という本を読んで
アメリカという自由さのあふれる国に憧れ、て、旅立ち。

その中で、古着や中古本を扱う内に、古書店カウブックスを立ち上げる、
そして「暮しの手帖」の編集長に・・・・・・・。

その時々で著者が考え、自分に正直生きてきた信念ともいえる一つひとつの思いが、
丁寧に語らえる・・・・。

最近出版されている著者の文庫本も多いですが、
初めて、松浦弥太郎さんの本を読もうとされている方、
是非、この本から読まれることをお奨めいたします・・・・。


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