![]() | ミッキーたくまし |
クリエーター情報なし | |
筑摩書房 |
☆☆
このまえ、心斎橋大丸のふたば書房に行くと、大阪の作家さんのコーナーが。
川端康成、谷崎潤一郎、織田作之助、田辺聖子、開高健、宮本輝、堺屋太一、
筒井康隆、有栖川有栖、田中啓文、川上未映子、西加奈子、柴崎友香、さんたちが並ぶ。
有栖川有栖、柴崎友香さんの本は読んだことがないので、興味がそそられる。
まずは、大阪のべたべたのおばさん丸出しの、西加奈子さんのエッセイから。
1977年生まれというから、御年37才。
まあ、大阪に住んでたら、立派におばちゃんのお歳ですな。
大阪弁で語られるここでのエッセイは、近所の井戸端会議の様相。
“ネーミングセンス”では、実家の犬の名前がサニー。
NISSAN SUNNY から、“西さん”のサニ―。
このおシャレっぽさよろしいな。
でもこの頃、個性的な名前を求め過ぎて、麻里鈴(マリリン)、月姫(かぐや)、宇宙(コスモ)
阿都夢(アトム)先週頑張っていたプロゴルファーも確かこんな名前。
名前というのは一種の「呪(しゅ)」であると、呼ばれた瞬間から、
その人の運命、性格が決まってくるのだと。
やしきたかじんはめちゃ「やしきたかじん」ですし、松浪健四郎は「松浪健四郎」やわー。
という感じたことそのまま文字に・・・・
松浪健四郎(全国の方、誰や)あたりがでてくるのが、いたってローカルで嬉しくなる。
すべてが、この感じで、近所のおばちゃんたちが遊びに来て、
ウチノ嫁はんと喋ってるのがギャハハの笑い声と共に隣の部屋から聞こえてきたような、
パワー全開の大阪のおばちゃんの、エッセイでおます。
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