![]() | オトナ語の謎。 (ほぼ日ブックス) |
クリエーター情報なし | |
東京糸井重里事務所 |
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この本は、ほぼ日刊イトイ新聞にて連載された「オトナ語の謎」に
大幅加筆し、再構成されたものでございます。
仕事の上で、何気なく使っている言葉を、普段如何に丁寧に失礼にあたらぬ様に、
遠まわしに、婉曲に、使っているのか、改めて思い知らされる次第でございます。
皆様のお忙しいところ、いつもプログにてご挨拶させて頂いておりますが、
この度も少しお時間を頂戴致しまして、この本の中で、仕事で使われている「オトナ語」を
ご案内、させて頂きます。
ハナシの切り出し方は「あのですね―」で始めながら、「でですね」と繋ぎまして、
「そうなんですねー」軽い感動を交えて相づちをうたせて頂きます。、
腑に落ちたこと、へりくだること、そして親しみの三要素を一言でくくれる
「なるほどですね」などの表現の合わせ技を使わせて頂いて、
更に進めさせていただきますと。
「既にご存じでしょうが」前置きして安心させながら、「だもんですから」と、
機を見計らって、遠まわしに次への準備に取りかからして頂き、
「要は」と、自分の都合の良いように、時には「逆に」と言い換え、
ちっとも早くなくても「早い話が」と、急ぐ時は「極論すると」と一気に畳みかける。
「いいかどうかは別にして」と、ちょっと油断させておいて、「そのあたり」「それとなく」
「なんなんですが」「いずれにしても」「そう言った意味では」・・・伝達内容を曖昧している
言葉群でございます。
そういった意味で、まったく内容の無い、言葉の羅列なりましたのは「お含みください」ませ。
言葉のこだわり派の糸井重里さんが監修の本。
無理は「重々承知しております」が、
「ご紹介させていただく形式をとらせていただいております」
是非、店頭にてお手にとって「ご高覧ください」ませ、
誠に「お願いばかりで恐縮いたしております」・・・・・・・・・・。
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