昭和元禄落語心中(7) (KCx) | |
クリエーター情報なし | |
講談社 |
☆☆☆☆
話は真打になった、三代目有楽亭助六(通称、与太郎)が売れっ子人気噺家に。
助六が結婚した、小夏は三味線の囃子方に。
息子の新之助は、生意気と無邪気さを持ちあわせた、落語大好き、子供に。
一気に助六の周りが、落語だらけにな、ってまわりだす。
ある日、師匠の有楽亭八雲から、二月後にかぶき座で親子会を演ろうと、
師匠から出された演目が「居残り(佐平次)」。
当日は、助六「錦の袈裟」、八雲「反魂香」、助六「居残り」、八雲「品川心中」。
本当にあれば、是非聴いてみたい落語会ですな。
でも、師匠の八雲が「反魂香」を演じ終わったところで、倒れてしまう。
師匠が救急車で運ばれたあと、居残りで落語をする助六。
佐平次になりきった、無我、無欲の高座。
師匠の容体と今後の落語を心配する中、
第八巻の予告とも云える、
先代の助六さんの「芝浜」の撮影フィルムが見つかったと。
人間模様から落語の真髄へ戻った「昭和元禄落語心中」は、
更に、おもしろくなってきましたな。
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