世の中で一番おいしいのはつまみ食いである (文春文庫) | |
クリエーター情報なし | |
文藝春秋 |
☆☆☆
好きな作家である平松洋子さんの文庫本の解説が、大好きな穂村弘さん。
こんな、つながりに、嬉しくなってしまいます。
料理本だが、一番仕事をするのが“手”だと、
“手”で・・・・ちぎる、割る、裂く、折る、開く、しごく、ほぐす、むしる、むく、つぶす、
搾る、揉む、握る、崩す、ひねる、叩く、つまむ、まとめる、広げる、押す、ならす、
はたく、まぶす、詰める、伸ばす、転がす、包む、巻く、みる、はかる、すくう、結ぶ、
さて、皆さん、各々の言葉でどんな料理が思い浮かびますか・・・。
早速レシピを見て、「焼き車麩」と「崩し豆腐」、「水菜のサラダ」を作ってみました、
それと土曜のテレビでみた「春菊のチジミ」まで・・・
・・・・すべて、日本酒にはぴったりでおました。
(日本酒にはチジミでさえ、味付けは塩がピッタンコ)
最後に、料理には関係なく、手にちなんだ言葉を解説
おもしろいので、お題だけ・・・・ご紹介。
“手一合”“手ぐすね”“手ぬぐい”“手水”“手酢”“手伝い”“手塩皿”
“上手”“手薄”“手洗い”“手加減”“稼ぎ手”“手間”“手業”“手さばき”
“手鍋暮らし”“手勝手”“三手”“手前味噌”“苦手”“手文庫”“不得手”
“手勝手”“手酌”“手風”“手達者”“手のうち”“手背”“手編み”
“手触り”“手順”“手習い”“手分け”“遣り手”“手打ち”“手焙り”
“手摘み”“手風琴”“手盆”“合いの手”“手一杯”“手直し”“手溜り”
“手鼻”“新手”“お勝手”“手ぬかり”“手窪”“波の手”“孫の手”“手遊び”
“もみ手”“手振水”“手暗目暗”“手遅れ”“手分け”“国手”“お手つき”
“濡れ手に粟”“魔の手”“引く手あまた”“禁じ手”“手練手管”“手煎じ”
“空手水”“手沢”“あの手この手”“手前勝手”“四十八手”“決め手”“手本”
“手性”“手内職”“好敵手”“口八丁手八丁”“手刀”“手切れ金”“手提げ”
“手頃”“手ごたえ”“手土産”“手枕”・・凄いでしょう。
まさに、手は口ほどにものを云い、でおますな。
料理する際、包丁や料理器具を使う前に、
まずは我が手で、食べ物を割いたり、ちぎったり、崩したり、見栄えは悪くても
味は数段良くなりそう・・・ちょっとまねしごんぼで頑張ってみますわ・・・。
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