上方落語史観 | |
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140B |
☆☆☆
落語の愉しさを、それも馴染みのある上方落語で語られる。
四つの章に分かれており、
一、とにかく落語を聞いてみよう
二、隔世の感を禁じえない
三、事実は落語より奇なり
四、そのように考えましたか
歴史書なのか、落語の説明本、時代の考証なのか、深い様な浅い様な
不思議なご本でおます。
落語の世界、その当時の時代検証か・・・・。
まあ、漠然と理解しているような落語の世界・・・・。
新たな発見、目からうろこ状態は、皆無ですが。
最後に、桂春之輔×名越康文×高島幸次、ご三方の鼎談が。
そこで気になった言葉、
内弟子明けて独立できると、他の一門も含めてどこの師匠にも
稽古はお願いしてOKがでればつけて貰えると・・
そこで、春団治師匠が常々言っておられた言葉に、
「落語家は、悪い奴になってはいけないと。人間が穢れて、汚くなったら、芸も汚くなる。」
名言ですな、落語家さんの好き嫌い、好みは、最後はこんなところにありそうですな。