![]() | 許す力 大人の流儀4 |
クリエーター情報なし | |
講談社 |
☆☆☆
大人の流儀、大人には大人のやり方、生き方がある。
そういう意味では、気ままに生きている伊集院さんの生き方は羨ましい。
贔屓にしている談志さんは、
「落語家、この仕事、最後は辛抱や努力じゃねぇんだ。才能なんですよ」と言い、
沢山落語を聴き、落語家さんを見ていると、最後の四コーナー周ってからの差は、
まさに才能という言葉が相応しいですな。
ときには、伊集院さん
「“アラフォー”“KY”ってほとんど“死語”ですから」という娘さんに、
「“死語”? そんな言葉を若い娘が使うものじゃない。人には使っていい
言葉と悪い言葉がある。辞書に載っていても生きている限りは使ってはいけない
言葉はたくさんある。それを知ることも言葉を勉強することだ」、そうでおますな。
車窓を開ければ風も入って来る。
風は季節、時間の流れも教えてくれるし、五感を鍛える。
仕事にとって一番大切な情熱、誇り、個性がパソコンの中に隠れて入るはずがない。
酒場の酒は飲めばそれでいいように思われようが、これがなかなか難しい。
お父さんが「酒は嫌いではない」という伊集院さんに、
「そうか、なら言っておく。酔うな。黙って飲め」
「酔いたい時は、一人で飲め」・・・・・名言ですな。
男の生き方を、かっこよく・・・・の、指南書でおます。