ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

無邪気と悪魔は紙一重~青柳いづみこ

2018-09-04 05:04:03 | 本の少し
無邪気と悪魔は紙一重
クリエーター情報なし
白水社

☆☆☆

ピアニストの青柳いづみこさんのエッセイ。
それも、音楽にはあまり関係なしの、
男を惑わす、「ファム・ファタル」、宿命の女、俗にいう魔性の女についての本。

毒婦という言葉はあるが、毒夫がないのはなぜ。
男を惑わせ、最後には地位も名誉も財産も失い、家庭もすべてを崩壊、破滅に追いやる、
男はドンファンなどといって、ひっかえとっかえ女性遍歴は繰りかえすが、
女性は失うものが少ないのか、立ち直りが早いのか・・・・、大きく憔悴しているのは
男の方・・・・。

今、アルバン・ベルクのオペラ「ルル」を聴きながら、
「わたしは、たましいのない女」、・・・・女性とは、しばし、考えてみようと。


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