芸人と俳人 (集英社文庫) | |
クリエーター情報なし | |
集英社 |
☆☆☆☆
あの直木賞作家で芸人の・又吉直樹さんが、俳人の堀本裕樹さんに
俳句の手解きを受ける。
私も俳句って、五七五で季語が必要というぐらいしか理解してなかったのですが、
つくづくかじるのが、短歌で良かったというのが本音でございます。
“季語”の持つ奥深さ・・・たった十七文字では言い尽くせないので、
季語のもつ、本来の意味、本来の情感で補うと。
全員の共通の基礎知識として、歳時記があって、
“季語”が季節ごとに言葉の繊細な感覚や実感を補っている。
そうか、川柳には季語は無くても良いみたいだし、俳句と川柳、
きちんんと線引きされてるようで、そこへいくと短歌は一まとめ。
漠然とした懐の深さに救われますな・・・・。
と言いながら、歳時記、一度目にしたいもんですな。