ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

芸人と俳人~又吉直樹・堀本裕樹

2018-09-15 05:05:05 | 本の少し
芸人と俳人 (集英社文庫)
クリエーター情報なし
集英社

☆☆☆☆

あの直木賞作家で芸人の・又吉直樹さんが、俳人の堀本裕樹さんに
俳句の手解きを受ける。

私も俳句って、五七五で季語が必要というぐらいしか理解してなかったのですが、
つくづくかじるのが、短歌で良かったというのが本音でございます。

“季語”の持つ奥深さ・・・たった十七文字では言い尽くせないので、
季語のもつ、本来の意味、本来の情感で補うと。

全員の共通の基礎知識として、歳時記があって、
“季語”が季節ごとに言葉の繊細な感覚や実感を補っている。

そうか、川柳には季語は無くても良いみたいだし、俳句と川柳、
きちんんと線引きされてるようで、そこへいくと短歌は一まとめ。

漠然とした懐の深さに救われますな・・・・。

と言いながら、歳時記、一度目にしたいもんですな。
コメント
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