上方落語競演会
今日は、ラッキー。
抽選で前から五列目の中央部、
見やすいですが、うつらうつらできませんな。
一、桂りょうば・・・・・「子ほめ」
お父さんの、枝雀さんを彷彿させる仕草がちらほら。
ざこばさんに弟子入りして、丸三年が過ぎたようですが、
47才だけに達者で、上手さとおもしろさが、合わさって安定感のある高座。
でも、座布団から溢れんばかりの動きは、枝雀さんを彷彿し、
懐かしさが感じられる・・・・、
枝雀さんの十八番、「鷺とり」、「天神山」、「宿替え」、「代書屋」「饅頭こわい」
なんども早く聴きたいもんですな。
二、桂紅雀・・・・・・・・・「湯屋番」
今の、枝雀一門みていると、あたりまえですが、
皆さんどこか師匠のある部分を継承されてますな。
勢いのおもしろさは、雀々さんと紅雀さんが継がれていますな。
三、桂ざこば・・・・・・・「上燗屋」
凄い、復帰後回を重ねる度に、落語の充実度、回復度は凄い。
声は大きく出ているし、次の台詞を考えている時間も少なくなり、
独特の味が増していますな・・・・・。
四、桂文之助・・・・・・・「片棒」
文之助さんといえば「星野屋」が多いんですが、その次が「片棒」。
ケチで始末屋が築いた身代、息子が継ぐとなれば、どんな形でも難しいもんですな。
同じように、襲名となれば、芸を継ぐ、また違った面で難しいもんですな。
五、桂南光・・・・・・・・・「壺算」
南光さんの「壺算」初めて・・・・。
番頭の困り具合もほどほどで、淡々と進む・・・・。
でも、一荷入りの壺を引き取って貰うところあたりから、
徳さんのペース・・・それにしても、ようできたハナシですな。
上方落語競演会
2018年9月17日(月・祝)午後2:00開演
本町・ヴィアーレホール
一、桂りょうば・・・・・「子ほめ」
二、桂紅雀・・・・・・・・・「湯屋番」
三、桂ざこば・・・・・・・「上燗屋」
仲入り
四、桂文之助・・・・・・・「片棒」
五、桂南光・・・・・・・・・「壺算」