本の虫の本 | |
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☆☆☆☆☆
早くも、2019年度のBEST1候補の本、登場。
実は、昨年年末には読み進んでいたのですが、主たる理由は無いんですが、
なんとなく敢て2018年度のレヴューにするのも勿体なくて、
今年に回した本。
「本の虫の本」~林哲夫・能邨陽子・萩原魚雷・田中美穂・岡崎武志、 共著
本の虫が五匹集まって、本の世界にまつわるキーワードを自由気ままに解説。
本好きには、たまらない古本、新刊、書店、装幀、最後には古本にまつわる埃まで・・・。
この本で初めて知ったり、気になった言葉、
“犬耳”“ショトン(書豚)”“スピン”“ゲタとイキ”“せどり”
“ききめ”“ツブシ”“帯と函”“ききめ”“青木まりこ現象”
“スリップ”“ペンネームの使い分け”“猫”“面陳”
“ZINE ”“背表紙”“古書組合未加入”“古本の埃”“ビニカバ”
全てお解りの片は、正真正銘の“本の虫”認定。
ひとつだけ例として、説明しておくと、“ショトン(書豚)”とは、
本好き 五十冊くらい家にある人
読書好き 百~二百冊くらいある人
書豚 千冊くらいある人(家の階段などにも本が積まれている)
書狼 本を並べるだけに家を買う
書痴 世の中に五冊だけの本を全部買い占め、四冊を破って捨てる
(書豚と書狼の差があり過ぎるんで、書犬、ぐらいあってもいいんではと)
まあ、家を買い替える気はないですが、書棚を増設しながら、
ぼちぼち、本の断捨離を始めなければと思っております。
でも、引延し、ひきのばし、はじめるのはオリンピックの来年になりそうでおますな。