ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

103歳になってわかったこと~篠田桃紅

2019-01-30 05:05:05 | 本の少し
一〇三歳になってわかったこと 人生は一人でも面白い
クリエーター情報なし
幻冬舎

☆☆☆

あの、篠田桃紅さんの本、このまえに続いて二冊めの本。

書いてあることは、「唯我独尊」。
自由に生きよ、それが、わがままに映らないのは、百歳というお年の所為。

元気に生活されていること自体が、心身とも健康である証し。

与謝野晶子の言葉を紹介されてますが、

「私達は愛に生き、藝術に生き、学問に生き、労作に生きる限り、
人生を決して空虚なものとも、倦怠なものとも感じません。
人生の楽しみは是等の文化生活のなかに無尽蔵であるのです」と、

晶子の短歌

人の世を楽しむことに我が力少し足らずと嘆かるるかな

自分がやっておきたいと思うことはどんどんやったほうがいい。
そうすれば、死ぬとき、思い残すということが少ないかもしれません。

人生を楽しむためには、人間的な力量が要ります。
コメント
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