第228回・和泉ワンコイン寄席~2023.11.18
恐るべき、米輝さん、鋭気がみなぎってました。詳細は後日。
一、桂福留・・・「看板の一」
何となく、味のあるマクラを。落語は「看板の一」。生粋の東京落語。大阪へは米朝さんが持ってきたとか。でも、隠居の親分のカッコ良さがこの噺のキモですな。
二、桂米輝・・・「二十四孝」
米輝さんの立ってのマクラが秀逸。常にどうすれば、おもしろくなるのかと考えている結果。その思考、料理法、切れ味最高。
そして噺はレアな「二十四孝」。王祥の鯉、孟宗の筍、郭巨の子ども、呉猛の蚊帳、の話をして親孝行とは・・・。米輝きさん、聞きごたえのある噺ありがとさんです。
三、笑福亭伯枝・「平の陰」
六代目松鶴と鶴志さんがダブってくる伯枝さんの「平の陰」。喋り間だけで進める落語。こんな噺は10年やっても、私には到底むりですな。でも、この笑福亭らしい噺、憧れますな。
明日、19日は繁昌亭で「伯枝さんの独演会」でおます。
第228回・和泉ワンコイン寄席
2023年11月18日(土)午後2:30開演
和泉シティプラザ3階
一、桂福留・・・「看板の一」
二、桂米輝・・・「二十四孝」
三、笑福亭伯枝・「平の陰」
次回の第229回和泉ワンコイン寄席は、12月16日(土)。
ゲストは笑福亭円笑さんと月亭希遊さんです。