浪切寄席・せんしゅう亭・桂春蝶の会~2021.07.04
今月は、思う存分落語堪能できそう、まずは浪切ホールでのせんしゅう亭からスタートでおます。
一、月亭天使・・・・「初天神」
天使さんを最初に聞いたのも「初天神」、あれから9年やはり熟した落語を、子供の無邪気さたっぷりの「初天神」。でも今日の秀逸はマクラ、あの三兄弟が離れ小島に流されたお話、ようできてましたな、今年一番のマクラでおました、お聞きになりたい方は、天使さんの落語会へ。
二、桂吉の丞・・・・「試し酒」
久しぶりの吉の丞さんの高座、7年ぶりで、はじめて出会ったのが14年前。凄いですな「試し酒」、堂々の高座におもわず親戚のおっちゃんみたいに感動。上手さ7の、新鮮さ3の、程よいバランス、入門15年から20年の東京でいう真打ち前の落語家さんが沢山おられますが、たのしみでおますな。
三、桂春蝶・・・・・「死神」
誰もが今回も演じている「死神」ではなく、この前の「明烏」といい、江戸噺を積極的に大阪に置き換えての春蝶さんの「死神」、その集大成は独自のオチで表現。出てくる女性の色っぽさと、独自のこだわりの解釈、独特の春蝶ワールドの落語、まだまだ続きます、たのしみですな。
南海浪切ホール・交流ホール
浪切寄席・せんしゅう亭・桂春蝶の会
2021年7月4日(日)午後2:00開演
南海浪切ホール・交流ホール
一、月亭天使・・・・「初天神」
二、桂吉の丞・・・・「試し酒」
三、桂春蝶・・・・・「死神」
南海浪切ホール・一階 吹き抜けエントランス
南海浪切ホール
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