第32回浪切寄席・せんしゅう亭~桂かい枝の会~2021.12.26
今年の落語納めになった「せんしゅう亭」、寒波到来で雪でも降っていたら海岸べりの浪切に着けるかどうか心配してましたが、風は強いがピーカンのお天気さん。
三人さんの熱の入った高座、楽しませてもらいました。
一、桂雪鹿・・・・「癪の合薬」
上手いですな。変な癖もなく、素直に落語の世界に導いてくれる、侍といい女衆といい、それなりの味が出て凄い。今や、文鹿一門さんは皆さんノリにのってますな。来年からは、阪南出身の落語家さんとして、岸和田あたりで独自の落語会開催していただきたいですな、その時はヴァイオリンも聞かせてもらいまっせ。
二、露の瑞・・・・「書割盗人」
「北野田からきたのだ~」の瑞さん。初めて出会ってからもう四年。アイドル系から落語家さんへ脱皮。可愛らしさと面白さが適度に混ざって師匠譲りの明るさいっぱいの愉しい高座に。来年も出会いが楽しみの、瑞さんでおました。
三、桂かい枝・・・「三十石、夢の通い路」
45分のたっぷりに落語を。まずは海外での英語落語などのマクラをたっぷり10分。そのあと、乗り物ネタといわれたので、「丑三タクシー」「明石飛脚」「動乱の幸助」「住吉駕籠」あたりかと思いきや「三十石」。
途中に入る下座からの雪鹿さんの舟唄に転覆しそうに、「急に言うた私が悪かった、まあ今日のおあし、割増せんとあきまへんな」と、かい枝さん優しおます。
ゆったりとしたますます師匠の文枝さんが乗り移ったような高座、ほんま良ろしいな。
どんぶりこ、どんぶりこ、と今年のごまめの落語も無事八軒屋に着きましたな。
どんぶりこ、どんぶりこ、と今年のごまめの落語も無事八軒屋に着きましたな。
浪切寄席・せんしゅう亭~桂かい枝の会~
2021年12月26日(日)午後2:00開演
南海浪切ホール
一、桂雪鹿・・・・「癪の合薬」
二、露の瑞・・・・「書割盗人」
三、桂かい枝・・・「三十石、夢の通い路」
2021年12月26日(日)午後2:00開演
南海浪切ホール
一、桂雪鹿・・・・「癪の合薬」
二、露の瑞・・・・「書割盗人」
三、桂かい枝・・・「三十石、夢の通い路」
①、南海浪切ホール
②、阪神高速・4号湾岸線
寒波襲来で風は強いですが、心配した雪は舞っていません。
③、第32回・浪切寄席 せんしゅう亭
桂かい枝さんの会
④、ゆったりとしたお席ですが、満員御礼。
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